2016 Las Vegas : Double Shot


2016 Las Vegas : Double Shot
XAVEL Silver Masterpiece Series
[XAVEL-SMS-069] (4CD+2DVD)

DISC 1-2
2016.04.08 T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada, USA [Matrix]
DISC 3-4
2016.04.09 T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada, USA [Matrix]

DVD
2016.04.08 T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada, USA [AUD-SHOT]
2016.04.09 T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada, USA [AUD-SHOT]


[メーカーインフォ]
※ 初回200セット限定でラスベガス公演ポスターをモチーフにしたオリジナル・カードが付属
◆収録内容=2016年4/8&9 ラスベガス公演
◆音源=マルチIEM+オリジナルAUD=マトリクス音源
◆映像=オリジナル・オーディエンス・ショット
◆仕様=美麗ホログラム仕様ジャケット、日本語帯付属

全世界3000万のガナーたちよ、時は来た!

2016年、アクセルとスラッシュの劇的な和解により遂に実現した再結成興行「Not in This Lifetime」ツアー。4/1エイプリル・フールにはトルバドールで電撃的なウォームアップ・ギグを敢行し、翌週末の金曜日4/8と土曜日4/9にはラスベガスのTモバイル・アリーナで本格的なツアーの開幕を告げるステージが開催されました。この歴史的な2ステージを、両日ともに極上音質のIEMマトリクス音源と見ごたえ満点のマルチカム・オーディエンス映像で完全収録した決定版プレスタイトルが、満を持してXAVELレーベルより登場となります。CDに収録された音源は、おなじみXAVELレーベルの手によるマルチIEMマトリクス音源。各楽器の分離と粒立ちの良さは、オーディエンス音源のみでは到底再現不可能な素晴らしいものであります。巷に溢れるダウンロード・オーディエンス音源とは別次元の秀逸なサウンド・クオリティで連夜のステージを追体験出来ます。時間をかけてじっくりと丁寧な編集を施したことにより、興ざめなクリック音や聴こえちゃならないアクセルのオフエア音声も綺麗に払拭されているのもグッド!煩わしいオーディエンス・ノイズもほとんど感じられないので、末永く楽しむことが出来る愛聴盤となること間違いありません。一方、DVDのほうも、初登場となるステージ向かって正面からのショットをメーンに複数のソースを巧みに組み合わせる編集がなされており、アクセル+スラッシュ+ダフ、3者揃い踏みの映像を存分に堪能できるこの上ない贅沢な内容。長年この日を待ちわびた3000万ガナーの溜飲を下げるに十分すぎるキラー・コンテンツとなっております。限定プレス4CD+2DVDのフル・ヴォリューム・アイテム。ホログラム仕様の美麗ジャケ。初回入荷分(200セット)にはラスベガス公演限定ポスターをモチーフにしたミニチュア・カードが付属します。
以下、既知の通りですが、ライブの内容を徒然なるままに・・・
トルバドールでのウォームアップ・ギグが素晴らしい内容であったこともあり、熱気と期待が充満した異様な空気感の中、23時を過ぎてようやくスタートしたラスベガス2Days(再結成アリス・イン・チェインズがオープニング・アクトをつとめました)。初日冒頭の「It's So Easy」へと雪崩れ込むお約束の導入箇所でまずは最初のサプライズ。公演直前で脚を負傷したアクセルがデイヴ・グロールから譲り受けた特注シートで登場(昨年のフジロックでも見られたあの椅子です)。ステージ全編この椅子に腰かけたまま(各メンバーのソロ・パートではセクシーなナースに付き添われて律儀に退場しますが)あのスクリーム・ヴォーカルを披露する姿からは、さながら玉座に鎮座するコンクリート・ジャングルの帝王といった風格すら漂います。夏のツアーまでには全快してステージ上を所狭しと駆け回るあのパフォーマンスを見せてくれるでしょうから、これはこれでこの春のツアー限定の大変レアな要素と言えるでしょう(初日の「Patience」でもそれをネタに歌詞を変えて歌っており、観客も大喜びしています)。また、「動けないアクセルの分まで」というわけでもないでしょうが、近年見られなかったぐらい元気いっぱいにステージ上を躍動するスラッシュの姿が大変印象的でした。そのスラッシュ、もはや職人芸の域に達したワン・アンド・オンリーのあのギター・プレイは、やはりアクセルの声との相性が抜群で、彼無しにはガンズのリアル・ロックなサウンドは再現不能だと再認識させられます。懸念された『Chinese Democracy』期の楽曲も全く違和感なく弾きこなしており、「This I Love」のギターソロなどでは悶絶するぐらいイナタいプレイを聴かせてくれます、素晴らしいです、最高です。そしてもう一人のオリジナル・ガンズ、ダフ・マッカガン。ダンディな皺が刻まれた男優然としたそのセクシーな風貌は、湯上りの赤ん坊のように張りのある(あるいはむしろぱつんぱつんに張りつめた)アクセルのそれとは完全なる逆のベクトルではありますが、初日「New Rose」、二日目「You Can't Put You Arms Arround A Memory」からの「Attitude」というソロ・パートでは、「自分、不器用ですから」という声すら聞こえてきそうな無骨な男臭さが全開に放出されており痺れてしまいました。このオリジナル3人がピアノ周りに集合し、レイドバックした雰囲気の中演奏された「Layla」のエンディング・ジャムなどは、20年の月日の流れを感じさせる感動的な光景でありました。セットリスト面でのサプライズはやはり「Coma」でしょう。どうやら今回のリユニオン・ツアーでは固定でセットリストに組み込まれるようですが、トルバドールでも演奏されなかったこの曲が、「Happyな曲だ」というアクセルの紹介とともにゲリラ的に始まった初日のその瞬間。ステージに設置されたスクリーンに心電図の波形が投影され、あの心音が流れ始めた時の場内のざわめきは想像に難くないでしょう。これまた鳥肌モノです。
二日目のステージでは「やっぱり来たな、この野郎!」的に愛弟子バズ選手が「My Michelle」で飛び入りし花を添えてくれています。毎度おなじみのハイパーなパフォーマンスで盛り上げるハイ・テンション男、その四半世紀変わらぬ姿を椅子の上から満面の笑みで見守るアクセルの姿。その光景は、見ている側も思わずつられて笑顔になってしまうような、そんな心温まるワン・シーンであります。もちろんダフにも絡むハイテンション男、ダフはクールな対応です。さらにスラッシュにも絡むハイテンション男、スラッシュの表情は読み取れませんが、きっと喜んでいるのでしょう。とにかく(アクセルの脚を除いて)最高のコンディションのもとおこなわれた開幕2ステージ、全てのパフォーマンスが素晴らしいです。耳に馴染んだライブにおける定番曲も、このメンツで演奏されると格別です。コーチェラとメキシコシティでの各公演を終え春のツアーは終了、いよいよ本格的な夏のツアーを待つばかりですが、この歴史的な「始まりの二夜」はそのパフォーマンスの素晴らしさも手伝って、今後ファンの間で永久に語り継がれることでしょう。

DISC 1
01. Opening (Looney Tunes Intro / The Equalizer)
02. It's So Easy
03. Mr. Brownstone
04. Chinese Democracy
05. Welcome to the Jungle
06. Double Talkin' Jive
07. Estranged
08. Live and Let Die
09. Rocket Queen
10. Band Introduction
11. You Could Be Mine
12. New Rose
13. This I Love
14. Coma
DISC 2
01. Speak Softly Love (Love Theme From The Godfather)
02. Sweet Child O' Mine
03. Better
04. Civil War / Voodoo Child Outro
05. Wish You Were Here (Instrumental) / Layla (Outro)
06. November Rain
07. Knockin' on Heaven's Door
08. Nightrain
*Encore:
09. Patience
10. Paradise City
DISC 3
01. Opening (Looney Tunes Intro / The Equalizer)
02. It's So Easy
03. Mr. Brownstone
04. Chinese Democracy
05. Welcome to the Jungle
06. Double Talkin' Jive
07. Estranged
08. Live and Let Die
09. Rocket Queen
10. You Could Be Mine
11. You Can't Put You Arms Arround A Memory Intro / Attitude
12. Band Introduction
13. This I Love
14. Coma
DISC 4
01. Speak Softly Love (Love Theme From The Godfather)
02. Sweet Child O' Mine (with National Anthem outro)
03. Better
04. Civil War / Voodoo Child Outro
05. My Michelle (with Sebastian Bach)
06. Wish You Were Here (Instrumental) / Layla (Outro)
07. November Rain
08. Knockin' on Heaven's Door
09. Nightrain
*Encore:
10. Don't Cry
11. The Seeker
12. Paradise City
DVD 1
-1st Night-
01. Opening (Looney Tunes Intro / The Equalizer)
02. It's So Easy
03. Mr. Brownstone
04. Chinese Democracy
05. Welcome to the Jungle
06. Double Talkin' Jive
07. Estranged
08. Live and Let Die
09. Rocket Queen
10. Band Introduction
11. You Could Be Mine
12. New Rose
13. This I Love
14. Coma
15. Speak Softly Love (Love Theme From The Godfather)
16. Sweet Child O' Mine
17. Better
18. Civil War / Voodoo Child Outro
19. Wish You Were Here (Instrumental) / Layla (Outro)
20. November Rain
21. Knockin' on Heaven's Door
22. Nightrain
*Encore:
23. Patience
24. Paradise City
25. Closing
DVD 2
-2nd Night-
01. Opening (Looney Tunes Intro / The Equalizer)
02. It's So Easy
03. Mr. Brownstone
04. Chinese Democracy
05. Welcome to the Jungle
06. Double Talkin' Jive
07. Estranged
08. Live and Let Die
09. Rocket Queen
10. You Could Be Mine
11. You Can't Put You Arms Arround A Memory Intro / Attitude
12. Band Introduction
13. This I Love
14. Coma
15. Speak Softly Love (Love Theme From The Godfather)
16. Sweet Child O' Mine (with National Anthem outro)
17. Better
18. Civil War / Voodoo Child Outro
19. My Michelle (with Sebastian Bach)
20. Wish You Were Here (Instrumental) / Layla (Outro)
21. November Rain
22. Knockin' on Heaven's Door
23. Nightrain
*Encore:
24. Don't Cry
25. The Seeker
26. Paradise City
27. Closing