---

THIS IS THE GIFT ITEM FOR OUR CUSTOMERS THIS WEEKEND ONLY. NOT FOR SALE. (2CD-R)

---

DISC 1-2
1988.12.10 Budokan, Tokyo, Japan

---

[メーカーインフォ]
Live at Budokan, Tokyo, Japan 10th December 1988 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)
伝説の初来日でも、最長・最高と謳われる日本武道館公演。そのオリジナル・ライヴアルバムがギフト・リリース決定です。
今から29年前に実現した唯一の“オリジナルGUNS N' ROSES”ジャパンツアー。当初は1988年７月に予定されていましたが、アクセル・ローズの気管支炎によって延期。12月に仕切り直し。その５ヶ月の間にも爆発的に巨大化していったGUNS N' ROSESは、当初の中規模ホールではとても収まりきれない人気となり、急遽追加日程を発表。それが他公演を凌駕する日本武道館で、それも２時間でチケットは完売になってしまった。まさに周囲の予想を覆す“現象”の凄まじさを物語る追加公演となったわけです。まずは、その初来日のスケジュールを見てみましょう。
・12月４日：NHKホール
・12月５日：大阪フェスティバルホール
・12月７日：中野サンプラザ
・12月９日：NHKホール　『OUT OF PATIENCE』
・12月10日：日本武道館　【本作】
以上、全５公演。本作の日本武道館だけが大会場なことが分かっていただけるでしょう。その現場を収めた本作は、録音家本人から直接譲り受けたオリジナル・マスターをダイレクトにCD化したもの。かつてPOWER GATEレーベルから『BUDOKAN ANOTHER TAPE』としてリリースされたこともある銘品です。タイトルに“ANOTHER”とあることからも分かるように、この日本武道館からはいくつかの録音が登場していますが、本作は遅れて出てきた逸品。そのクオリティは実に素晴らしいオーディエンス・サウンドなのです。激しく炸裂するロックンロールをイメージするとやや地味なサウンドですが、ナチュラルな生々しいさはマスター・ダイレクトならでは。「生々しい」とは言っても、周囲に騒ぐ観客がまるでいないのが素晴らしく、クリアな楽音が全体を制圧。遠く遠くで炸裂する大歓声が八角形の空間に充ち満ちていくスペクタクルなのです。その歓声がまた、“現象”・“革命”の凄まじさを物語る。いかにも日本らしい女声混じりの悲鳴のような喝采が寄せては返す波のように広がる。その様子に、アクセルやスラッシュの一挙手一投足が浮かんでくるリアリティなのです。
さらに、そんな日本武道館での熱演も凄い。この初来日でも数々の逸話を生んだ彼らは、中には途中で切り上げてしまうショウもありました（前日のNHKホールでは、ライヴアルバムの録音まで予定されながら機材トラブルにキレて９曲で終了）。しかし、この日は絶好調の大爆発。最終日ということもあってか、後腐れのない猛烈な勢いで名曲群を次々と繰り出し続け、気がつけば日本で演奏した全曲を披露しており、日本公演最長のショウ。しかも、長さだけでなく１曲１曲の熱の入れようも絶大なのです。実際、アクセルは「Out Ta Get Me」の前で「武道館でライヴをやるのが夢だった」と語り、「My Michelle」の後で前日の謝罪を口にする。まさに日本武道館は、日本での大一番であり、汚名返上のチャンスだったわけですが、その言葉が嘘偽りない本心であることが演奏・歌声から溢れ出すライヴアルバムなのです。
オリジナルGUNS N' ROSESによる唯一の来日。その中でも誰しもが口を揃えて「No.1！」と絶賛する日本武道館公演。私たち日本人にとって……いえ、ロック史においても奇跡的な一夜。その現場で呼吸したオリジナル・カセットの逸品です。あの伝説の夜の薫りをスピーカーから吹き出す１本。どうぞ、この機会に存分にお楽しみください。