DISC 1-2
2001.01.01 House of Blues, Las Vegas, NV, USA [SBD]
[メーカーインフォ]
21世紀の幕開けに、7年5ヶ月と16日ぶりの復活を遂げたGUNS N' ROSES。その歴史的な夜を完全収録した伝説のサウンドボード・アルバムが復刻。2枚組の2ndプレスCDでリリース決定です!
そんな伝説盤に刻まれているのは「2001年1月1日:ラスヴェガス公演」。そのステレオ・サウンドボード音源です。数年前に業界を震撼させた関係者流出サウンドボードなのですが、何より特別なのはショウそのもの。冒頭でご紹介した通り、“USE YOUR ILLUSION Tour”以来となる、新生GUNS N' ROSESの初ステージなのです。
しかも、単に7年半ぶりというだけでもありません。その後は本格的なツアーも予告されていましたが、バケットヘッドの病気によりキャンセル。1年半後にツアーが実現した際にはすでにメンツが代わっていた。本作は、そんな変遷が始まる前の「オリジナル新生GNR」とも言える貴重な時期のサウンドボードでもあるのです。良い機会ですので、ここで「オリジナル新生GNR」の全公演も整理しておきましょう。
・1月1日:HOUSE OF BLUES公演 ←★本作★
・1月14日:ROCK IN RIO III出演
《ツアーがキャンセル》
・12月29日:THE JOINT公演
・12月31日:THE JOINT公演
《ポール・トバイアス離脱》
以上の全4公演。たったこれだけ。20万人を動員したと言われる“ROCK IN RIO III”が有名ですが、他はすべて1,400ー1,800人規模のウォームアップ的ショウでした。後にも先にも貴重なショウなのがご理解頂けると思いますが、そんな初ステージはオフィシャルでも記録。幾度となくリリース計画も噂に上りましたが、遂には実現せずじまいでした。
今回の新発掘は、そんな噂を音で証明するもの。ミックス卓ド直結の荒々しさは「完全オフィシャル級!」とは言えないものの、それだけに強烈なダイレクト感は脳みそと完全シンクロ。7年ぶりのフルステージに燃えるアクセルの歌声がゼロ距離で轟き、バケットヘッドの妙技が脳内で奏でられる。もちろん、単に近いだけでなく、全メンバーの全ノートが超克明。この日はオーディエンス録音でも残されてはいますが、まったく次元の違う密着・同化サウンドでフルショウを体験できるのです。
そして、そんな衝撃ライン・サウンドで繰り広げられるショウが凄い。「オリジナル新生GNR」と言うとプロショット『ROCK IN RIO 2001』が象徴となっていますが、本作のセットは似て非なるもの。ここで比較しながら整理してみましょう。
●クラシックス(15曲)
・アペタイト・フォー・ディストラクション:Welcome To The Jungle/It's So Easy/Mr. Brownstone/My Michelle/Think About You/Sweet Child O' Mine/Out Ta Get Me/Rocket Queen/Nightrain/Paradise City
・その他:Patience/Live And Let Die/You Could Be Mine/Knockin' On Heaven's Door/November Rain
●その他(5曲)
・チャイニーズ・デモクラシー:Riad N' The Bedouins(★)/Chinese Democracy/Street Of Dreams
・その他:Oh My God/Silkworms (Absurd)
※注:「★」印は定番プロショット『ROCK IN RIO 2001』で聴けなかった曲。
……と、このようになっています。「You're Crazy」「Anything Goes」以外の『APPETITE FOR DESTRUCTION』全曲を軸としつつ、後の『CHINESE DEMOCRACY』が早くも投入されている。『ROCK IN RIO 2001』では演奏しなかった「Riad N' The Bedouins」や2001年の限定曲「Oh My God」といったレア曲も取り上げられていますし、現代になって定番化しつつある「Absurd」も原曲「Silkworms」として披露されています。それ以外のレパートリーも、バケットヘッドバケットヘッドによるサウンドボードは極めて貴重。他のいかなる時期とも違うアンサンブルがライン・サウンドでブチかまされるのです。
大ラスの「Paradise City」で「Happy! Fuckin’ new year!!!」と叫ぶアクセルの絶叫も超絶な完全流出サウンドボード・アルバムです。音楽的に熱いライヴアルバムであり、同時に激レアな「オリジナル新生GNR」のオフィシャル代わりを務める象徴アルバムでもある。そして何より、唯一無二な再出発の夜を脳みそに直接流し込んでくれるヒストリアル・アルバム。あらゆる意味で不可避な絶対名盤。ここに2ndプレスで堂々の復刻です。
★再始動の第一夜「2001年1月1日:ラスヴェガス公演」の完全流出ステレオ・サウンドボード録音。ミックス卓ド直結系の極太サウンドボードで、強烈なダイレクト感は脳みそと完全シンクロ。貴重な「Oh My God」「Riad N' the Bedouins」やバケットヘッドによるクラシック群など、すべてが衝撃なサウンドボード・アルバムの超名盤です。
★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (59:35)
1. Intro
2. Welcome to the Jungle
3. It's So Easy
4. Mr. Brownstone
5. Live And Let Die
6. Oh My God
7. My Michelle
8. Think About You
9. You Could Be Mine
10. Sweet Child O' Mine
11. Knockin' On Heaven's Door
12. Band Introductions
13. November Rain
Disc 2 (56:08)
1. Out Ta Get Me
2. Rocket Queen
3. Riad N' The Bedouins
4. Chinese Democracy
5. Buckethead Guitar Solo
6. Patience
7. Street of Dreams
8. Nightrain
9. Buckethead Guitar Solo (Chicken Binge)
10. Silkworms
11. Paradise City
Axl Rose - lead vocals, piano, rhythm guitar, whistle, whistling
Robin Finck - lead guitar, rhythm guitar, backing vocals
Buckethead - lead guitar, rhythm guitar, acoustic guitar
Paul Tobias - rhythm guitar, slide guitar, backing vocals
Tommy Stinson - bass, backing vocals
Bryan "Brain" Mantia - drums, percussion
Dizzy Reed - keyboards, piano, backing vocals
Chris Pitman - keyboards, samples, backing vocals
STEREO SOUNDBOARD RECORDING