LOS ANGELES COLISEUM 1989 1ST NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES


LOS ANGELES COLISEUM 1989 1ST NIGHT - MIKE MILLARD MASTER TAPES
ZODIAC
[ZODIAC 683] (1CD)

DISC 1
1989.10.18 Los Angeles Memorial Coliseum, Los Angeles, CA


[メーカーインフォ]
★驚愕のミラード・マスター…初登場・高音質音源!!

あの絶対名手マイク・ミラードがGUNS N' ROSESを録音していた! ロック史の怪物と録音史の怪物が一堂に会した奇跡の記録がプレスCDで緊急リリース決定です!!
そんな本作に永久保存されているのは「1989年10月18日ロサンゼルス公演」。その超極上オーディエンス録音です。「ミラードとGUNS」は意外な組み合わせのようですが、実は熱心な隠れファンだった……というわけでもない。どんな謎を解き明かすにも、まずは何よりアリバイの確認。当時の活動概要から紐解き、本作のポジションを確かめてみましょう。

●1989年
・1月30日:AMERICAN MUSIC AWARDS出演
・10月11日:キャットハウス公演
・10月13日:パークプラザ・ホテル公演
・10月18日ー22日:ロサンゼルス(4公演)←★ココ★
●1990年
《1月13日『USE YOUR ILLUSION』制作開始》
・4月7日:FARM AID出演
《スティーヴン・アドラー離脱》

【従来録音とは異なるミラードの大元カセットが新発掘】
これが1989年の/1990年のGUNS N' ROSES。“APPETITE FOR DESTRUCTION Tour”のメインは前年12月の初来日/オセアニアで終了していたわけですが、10ヶ月も開けてからわずか4公演(+ウォームアップ2公演)だけ再始動。これはTHE ROLLING STONESの“STEEL WHEELS Tour”のサポート。“LAメモリアル・コロシアム”4夜連続公演のオープニング・アクトとしての特別公演でした。そう、本作はストーンズのプレス名盤『LOS ANGELES 1989 1ST NIGHT: Mike Millard Master Tapes』と同じ日・同じ会場。ミラードはメインのストーンズだけでなく、前座のガンズも記録していたのです。
また、このショウはガンズ側コレクターにとってもお馴染み。以前から当店の『LOS ANGELES COLISEUM 1989(Shades 1632)』が定番となってきました。今回の新発掘はその大元……ではない。絶対名手ミラードによるまったくの別録音なのです。そして、そのサウンドは「同じショウでもミラードが録るとこうまで違うのか」と改めて絶対名手のスゴ味を思い知らされる業物。
Shades盤では復活ストーンズ&時代の寵児ガンズの揃い踏みとあって凄まじい熱狂が吸い込まれており、その大歓声の中から演奏を拾い出して聴くような感覚でした。ところが、ミラード作の本作は極太な演奏音/ヴォーカルが強烈。開演シーンを聴くと従来録音とさして違わない熱狂にも思えるのですが、いざアクセル・ローズが登場して話し始める(そう、この日は「One In A Millionスピーチ」で有名なあのショウです)と極太な声がすべてを席巻する。そして、サウンドボードのように主役の座を譲らぬ演奏音は、同じ会場とは思えないほどの支配力です。
しかも単に力強いのではなく、すべてのノートが鮮やか。この日の「Move To The City」ではダフ・マッケイガンの弟マットを中心とした“Suicide Horns Section”が登場するのですが、「なんか鳴ってる」的だった従来録音に対し、本作はホーンの色気までしっかりクッキリ描かれています。

【不穏スピーチも事件もスリリングなクラシックGUNSの最末期】
そして、そんな絶対名手サウンドで描かれるのは「クラシックGUNS」最後の輝き。上記の日程をご覧の通り、翌1990年にはスティーヴン・アドラーが去って『APPETITE FOR DESTRUCTION』ラインナップが崩壊。その前にいくつかのイベント出演もあるものの、本式のコンサート・ライヴはストーンズの前座だったロサンゼルス4公演が最後でした。そして、本作にもその予兆がクッキリ。前述のように曲ではなくアクセルの不満爆発MCから始まります(「One In A Million」の歌詞についてのメディア報道にムカついていたようです)し、1曲「It's So Easy」をやっただけで「踊るのを止めないとこれがGUNS最後のショウになるぞ!」とひたすら機嫌が悪い。
そして、3曲「Out Ta Get Me」では事故が発生。アクセルが足を踏み外してステージから落下してしまう。そもそも機嫌が悪かったのでふて腐れかねない失態にヒヤッとしますが、特にそうはならなかった。単に気にしなかったのか、逆に気合いが入り直したのか。それ以降のアクセルはナゼか不機嫌な態度を見せることなく、ショウに集中。歌いっぷりもグッと良くなるから不思議です。

デビュー当時のGUNS N' ROSESは復活AEROSMITHと共演するレーベル・メイトでしたが、さらに始祖であるTHE ROLLING STONES再興のサポートも務めていた。本作は、そんなガンズだからこそ残された絶対名手の超極上ライヴアルバムなのです。本作自体がガンズの超名盤であり、ストーンズのプレス名盤と合わせることで当日の完全体験もできる。ガンズ、ストーンズ、そしてミラードのファン。誰にとっても必聴・必携の新名盤。永久保存プレスCDで存分にお楽しみください!

★「1989年10月18日ロサンゼルス公演」の超極上オーディエンス録音。“STEEL WHEELS Tour”のサポート公演で、メインのストーンズと同じく絶対名手ミラードによる大元マスター起こし。従来盤『LOS ANGELES COLISEUM 1989(Shades 1632)』とはまったく異なる別録音で、本作は絶対名手の名に恥じないサウンドボード級の超絶クオリティ。クラシックGUNS崩壊寸前の最末期を超極上体験できる衝撃の新名盤です。

★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(73:43)
1. Introduction
2. Axl MC ★全世界注目のストーンズ前座公演なのに、冒頭から延々と「不穏MC」
3. It's So Easy
4. Mr. Brownstone
5. Out Ta Get Me
6. Move To The City
7. Patience
8. My Michelle
9. Rocket Queen
10. Sweet Child O' Mine
11. Welcome To The Jungle
12. Knockin' On Heaven's Door
13. Paradise City

W. Axl Rose - Vocal
Slash - Guitar
Izzy Stradlin - Guitar
Duff McKagan - Bass
Steven Adler - Drums