DISC 1
1989.10.19 Los Angeles Memorial Coliseum, Los Angeles, CA
[メーカーインフォ]
★驚愕のミラード・マスター…初登場・高音質音源!!
『LOS ANGELES COLISEUM 1989 1ST NIGHT』の衝撃から3ヶ月。あの超名盤の続編がまさかの新発掘! 絶対名手マイク・ミラードの大元マスターを永久保存するプレスCDでリリース決定です!
そんな本作に刻まれているのは「1989年10月19日ロサンゼルス公演」。その超極上オーディエンス録音です。いきなり「衝撃」だの「続編」だのとまくし立ててしまいました。前作『LOS ANGELES COLISEUM 1989 1ST NIGHT(Zodiac 683)』を体験された方ならすでに心を決められているでしょうし、そうでない方のためにもイチからご説明していきましょう。何はさておき、まずはショウのポジション。オリジナルGUNSの終焉でもあった当時の活動概要から振り返ってみましょう。
●1989年
・1月30日:AMERICAN MUSIC AWARDS出演
・10月11日:キャットハウス公演
・10月13日:パークプラザ・ホテル公演
・10月18日ー22日:ロサンゼルス(4公演)←★ココ★
●1990年
《1月13日『USE YOUR ILLUSION』制作開始》
・4月7日:FARM AID出演
《スティーヴン・アドラー離脱》
【絶対名手ミラードが捉えたストーンズのサポート公演】
これが1989年/1990年のGUNS N' ROSES。“APPETITE FOR DESTRUCTION Tour”は前年中に終了しており、1989年はロサンゼルスでの4公演(+ウォームアップ2公演)だけ再始動でした。このロサンゼルス4DAYSはTHE ROLLING STONESの“STEEL WHEELS Tour”のオープニング公演。ミラードの目当てはメインアクトだったわけですが、前座のGUNSもしっかり記録してくれたのです。そして、その初日アルバムが前述した『LOS ANGELES COLISEUM 1989 1ST NIGHT』で、本作はその翌日となる姉妹作の妹篇。初日と同じように、初公開の大元マスターからダイレクトにデジタル化された銘品中の銘品なのです(なお、この日のストーンズ編はプレス名盤『LOS ANGELES 1989 2ND NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』でお楽しみ頂けます)。
そんな本作から流れ出るのは、まさに衝撃のサウンド。熱心なコレクター諸兄は定番『LOS ANGELES COLISEUM 1989(Shades 1632)』をご存知かも知れませんが、本作はまったくの別録音。もちろん、サウンドも比較にならないほど素晴らしい。オンで極太な芯が距離感なく耳元に流れ込み、ディテールも超鮮明。いわゆる「まるでサウンドボード」というヤツなのですが、正確を期するならそれ以上。その辺の流出サウンドボードだったら乱れそうなバランスも整い、アンサンブルには均整の美を備えている。当然のようにオーディエンス専売特許のリアリティも吸い込まれているわけですが、それ以上に音楽作品としての美しさが強力すぎるのです。
【絶好調を取り戻した2日目の大熱演】
ぶっちゃけ、サウンドは姉作『1ST NIGHT』と瓜二つで姉妹作と言うより双子作なのですが、ショウ内容は大きく異なる。ここで比較しながらセットを整理しておきましょう。
●アペタイト・フォー・ディストラクション(7曲)
・Mr. Brownstone/It's So Easy/Out Ta Get Me/Rocket Queen/Sweet Child O'Mine/Welcome To The Jungle/Paradise City
●その他
・Move to the City(SUICIDE HORNS SECTION参加)/Patience/Knockin' On Heaven's Door
……と、このようになっています。基本的に『1ST NIGHT』に準じていますが、実は1曲「My Michelle」が省略されており、その代わり(?)「Paradise City」には約4分に及ぶジャムが演奏されています。
オリジナルGUNSのジャムも貴重ではありますが、それ以上なのが演奏内容。実は、前日『1ST NIGHT』はアクセルの機嫌が最悪で「GUNSは今日で解散だ!」と言い出す始末でした。ところが翌日の本作では一転、ヤル気もたっぷりな熱演が爆発。スラッシュの自伝にも「2日目は良かった」と書かれているほどです。
そして、その象徴でもあるのがMC。「Mr. Brownstone」のビートが始まって開演が告げられた際にもスラッシュがマイクを取り、彼自身がドラッグ中毒を認めつつ、前日のパフォーマンスを謝罪。さらにはGUNSはドラッグで解散はしないと語り出す(これはアクセルがスラッシュに求めたことだったようですが、前日を観ていない観客にはさっぱりナゾな演説だったことでしょう)。本作のサウンドは、そんなMCも一言一言はっきりクッキリ、サウンドボード級に聴き取れるのです。
姉作『1ST NIGHT』と同様、奇跡の「オリジナルGUNS+ミラード・サウンド」が楽しめるライヴアルバムです。しかも、演奏内容は超絶だった姉作をも上回る。まさに絶対の1枚。どうぞ、輝きを永久に残すプレスCDでいつでも、いつまでもご堪能ください。
★「1989年10月19日ロサンゼルス公演」の超極上オーディエンス録音。絶対名手マイク・ミラードの大元マスターで、既発とはまったく異なる別録音。「まるでサウンドボード」を地で行く凄まじいサウンドで、アクセルが不機嫌だった初日『LOS ANGELES COLISEUM 1989(Shades 1632)』から一転、絶好調を取り戻したステージを楽しめる。奇跡の「オリジナルGUNS+ミラード・サウンド」を永久保存した絶対作の誕生です。
★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(75:57)
1. Slash MC ★ドラム・イントロに合わせて、スラッシュが延々とまくし立てる。「ドラッグ問題でどうにかなるような柔なバンドじゃないんだよ。」
2. Mr. Brownstone
3. Axl MC ★「昨日はごめんね」
4. It's So Easy
5. Axl MC ★「この曲を狂ったグルーピーども(Psycho Bitches)に捧げる。Out Ta Get Me!」
6. Out Ta Get Me
7. Move To The City
8. Patience
9. Band Introductions
10. Guitar Solo
11. Rocket Queen
12. Sweet Child O' Mine ★2:36ギターミス珍しい
13. Only Women Bleed Intro
14. Knockin' On Heaven's Door
15. Welcome To The Jungle
16. Jam
17. Paradise City
W. Axl Rose - Vocal
Slash - Guitar
Izzy Stradlin - Guitar
Duff McKagan - Bass
Steven Adler - Drums