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ZODIAC
[ZODIAC 276] (1DVD+1CD)

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DISC 1 (DVD)
1987.10.23 The Ritz, New York, NY [PRO-SHOT]

DISC 2 (CD)
1987.10.23 The Ritz, New York, NY [SBD+AUD]

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[メーカーインフォ]
何という、何という衝撃！　現在、全世界のマニアを震撼させているプロショットが永久保存プレス・タイトルで登場です!!
その衝撃映像とは「1987年10月23日The Ritz公演」。“初期GUNS N' ROSESのリッツ”と言えば、当店の『RITZ 1988 DEFINITIVE EDITION（Zodiac 110）』でもお馴染みの大定番プロショットがありますが、あちらは1988年。本作はそれとはまったくの別ライヴで、さらに初期の1987年であり、革命盤『APPETITE FOR DESTRUCTION』のリリースから３ヶ月しか経っていない。1987年映像と言えば、アンプラグドの『CBGB'S 1987』も有名ですが、本作はその１週間前にあたるのです。これまでオーディエンス録音では知られていたライヴではあるものの、まさかプロショットが発掘されるなんて……。
本作は、ディスク１にその新発掘プロショット、ディスク２にサウンドボード＋オーディエンスで完全版に仕上げたライヴアルバムを配した２枚組です。

【ディスク１：プロショットDVD】
まずは、とにかく衝撃のプロショット。存在自体が奇跡的なのですが、クオリティも特級。GEFFENから流出したと言われるマスターは異様な美しさ。もちろん、さすがに『RITZ 1988 DEFINITIVE EDITION』のようなオフィシャル・クオリティではありませんが、鮮度は折り紙付きでダビング劣化も経年劣化も感じられない。デジタル全盛の現代の目で観ても麗しい高画質ぶりです。
ただし、公式作品のようなプロショットとも違う。アングルは客席後方からの一方向（恐らく２カメ？）で捉えられており、そこに画面分割やワイプ、ストップモーション、遠景とズームの重ねなど、ホームビデオのような画像演出も施される。撮影・編集はGEFFENが行ったようなのですが、一体、何のために制作したのでしょう……。そんな手作り感は漂うものの、本作は間違いなくプロ仕様。それは超美麗なドアップが証明している。アクセルに寄れば髪の毛１本１本まで美しく、スラッシュの手元に移れば爪や第１関節のシワまで見える。もちろん、観客の影で視界が遮られる事もなく、いかにもプロショットでしかあり得ない安定感。ビシッとしたまま、スムーズでダイナミックなカメラワークで描かれるのです。
そんな映像美以上にプロ然としているのがサウンド。完璧にミックスされたサウンドボード音声で、耳元どころか脳みそダイレクト。歓声も遠いド直結ギラギラなライン録音で激烈ロックがねじ込まれるのです。残念ながら冒頭４曲が未収録で「Welcome To The Jungle」の途中からスタートするのですが、それでも約１時間・全11曲ノンストップで若きGUNS N' ROSESが全開なのです（メンバー紹介時に27秒、「Mama Kin」冒頭に15秒ほどの撮影漏れがあり、そこはオーディエンス録音＋静止画で補完されています）。
そんな中で驚くのが「Knockin' On Heaven's Door」。アクセルがムードたっぷりにサビを歌っているところへやって来るのが、なんとMEGADETHのデイヴ・ムステインなのです。一緒に歌おうと歩み寄るのですが、ローディが即座にやってきてつまみ出されてしまうのです。時間にして１秒ほどの出来事で、本当にムステイン本人なのか、ただ似ているだけのファンなのか……と思うところですが、アクセルは特に驚かず、ローディに注意されると「あ、そう？　別にいいよ」という感じで平静に従うあたりも音楽仲間っぽい。やはり、本人なのでしょう。何から何まで“1987年”の匂い満載。凄い、凄すぎるプロショットです。

【ディスク２：SBD＋極上AUDのフルライヴアルバム】
これだけの大発掘ゆえに、本作では可能性を最大限に活かすプレス・アルバムも収録しました。プロショット・マスターに収録されていた極上サウンドボードに、欠けていた冒頭４曲「It's So Easy」「Move To The City」「Out Ta Get Me」「Mr. Brownstone」と、「Welcome To The Jungle」の前半をオーディエンス録音で補完したフル・ライヴアルバムです。
しかも、ただ単に長くしただけではありません。音声だけで楽しむことを考慮して丹念にマスタリング。一層抜けの良いオーディオ向けのサウンドに仕上げました。もちろん、補完に使用したオーディエンス録音もただものではない。Langleyレーベルの名作『RITZ '87』と同じ録音ながら、さらに鮮度の良いマスターを使用。こちらもサウンドボードとの繋ぎが（可能な限り）自然になるよう微調整。現存する素材を微に入り細に入って整え、“最高峰サウンドのフル収録”を実現しました。

こうして誕生したプロショット＆ライヴアルバムで描かれる“1987年のGUNS N' ROSES”……。これはもう、筆舌に尽くしがたい。『MUSIC MACHINE 1986』『RITZ 1988 DEFINITIVE EDITION』でも味わえなかった「Don't Cry」「You're Crazy」「Reckless Life」も貴重なのですが、それどころの話じゃない。何しろ、全地球をちゃぶ台返ししていた“オリジナルGUNS”の怪物ロック。全曲が激烈で、それが“目の前プロショット”と“能直撃サウンドボード”でブチかまされるのですから……。まさに驚異の新発掘。永久に輝きを失わないプレスDVD＋CDでご堪能ください！