[XAVEL Special Sampler-001] (2CD-R)
DISC 1
Track 1-15 :2012.12.18 ZEPP TOKYO, Tokyo, Japan
DISC 2
Track 1-15 :2012.12.18 ZEPP TOKYO, Tokyo, Japan
[メーカーインフォ]
(◆収録内容=2012年12/18ZEPP東京公演◆音源=アクセル使用のIEMソース)
2012年末、東京はガンズンの炎に包まれた。折からの寒波と大幅な開場遅延で、ダフ屋すら絶滅したかに見えた。しかし、ガナー達は死に絶えていなかった。ZEPP東京でおこなわれた3年ぶりとなる来日公演、一夜限りの夢舞台を、ステージ上でアクセルが使用するIEM(イン・イヤー・モニター)ソースに24bitデジタル・リマスタリングを施した超クリアな音質でディスク2枚に収録(「Rocket Queen」以降、アンコールラストの「Paradise City」までの2時間半強を完全収録したもので、冒頭数曲は欠けています)。この日のパフォーマンスは、同XAVELレーベルより「BLAST」(XAVEL-187)という驚異的な音質を誇るタイトルが同時リリースされており、そのボーナストラックにはIEMマトリクス音源も収録されているのですが、本作では混ぜ物無しの純度100%のIEMサウンドを楽しむことができます。ライブの追体験のみが目的であれば、前述「BLAST」盤さえあれば他は不要かもしれませんが、「オフエアの会話まで含めた"アクセルの全て"を事細かに聴いてみたい」というコレクター気質を有する向きには、本作は見逃せないタイトルといえるでしょう。もちろん、アクセルの変幻自在のヴォーカルの微妙なニュアンス、あるいはピアノ・タッチの細部をはじめてとした、通常のライブ音源では聴き取ることが出来ない音までをもはっきりと確認出来るという、そういった意味では純粋に音楽的な価値も十分に伴っている本アイテム。ともあれ、資料的価値を追い求める6割のコレクター、アクセルにピタリと寄り添う音響的価値に魅力を感じる3割のファン、そしてパラノイア的収集欲の充足を目的とした1割のマニアに捧げる問題作です