SUMMER SONIC OSAKA 2002


SUMMER SONIC OSAKA 2002
ZODIAC
[ZODIAC 202] (2CD)

DISC 1-2
2002.08.18 WTC Open Air Stadium, Osaka, Japan


[メーカーインフォ]
知る人ぞ知る“GUNS IN JAPAN名演中の名演”のライヴアルバムが登場です。その名演とは「2002年8月18日WTCオープンエアスタジアム公演」。SUMMER SONIC 2002の大阪公演を収めた極上オーディエンス・アルバムです。この来日は“CHINESE DMEOCRACY TOUR”の一環でもあったわけですが、なにしろ“CHINESE DMEOCRACY TOUR”自体が10年にも及び、その間に来日も3度ありました。ここで整理してみましょう。
・2001年1月&12月:4公演
・2002年8月-12月:23公演 ←★8月来日(2公演)★
《4年後》
・2006年5月-12月:75公演
・2007年2月&6月-7月:20公演 ←★7月来日(5公演)★
《2008年11月『CHINESE DEMOCRACY』発売》
・2009年12月-2010年12月:76公演
・2011年10月-12月:41公演 ←★12月来日(2公演)★
以上が“CHINESE DMEOCRACY TOUR 2001-2011”の概要。日本には2002年、2007年、2011年の3度訪れて9公演行ったわけですが、本作はその2公演目にあたります。当時、9年ぶりの再始動GUNSが来るという事で大いに話題にもなりましたが、それ以上に特別なのはライヴの中身そのもの。この日はコアマニアの間でも“伝説の名演”として知られる一夜。アクセル・ローズの場合、“伝説”はあまり良い意味ではないこともありますが、本作は間違いなく良い意味。実際、初来日からすべての日本ツアーに参加し、さらに海外公演にも足しげく通っているマニアにも訊いてみましたが、「確かに凄い。と言うか、このときほど凄いアクセルは観たことないですよ!」と熱っぽく語るほどなのです。
実際、本作から飛び出すライヴは凄まじい! 何が凄いって、肝心要のアクセル・ローズの声が強烈! 長いブランクからの帰還だったにも拘わらず、とにかくよく出て、伸びに伸びまくる。どの声色でも気持ちよーく伸び、掠れもしなければ、たっぷりとしたヴィヴラートは余裕しゃくしゃく。低音の囁き声とハイのロングトーンの声色の切り替えも滑らか。デビュー当時、「何人歌っているんだ?」と言われたカメレオン・ヴォイスの面目躍如。開演直後の「Welcome To The Jungle」でいきなり「叫んでくれ東京! 。。。大阪ッ!!!」と会場を言い直しますが、その絶叫までもが艶やかなのです。
「こんだけ声が出りゃ、さぞや気持ち良かろう」「こりゃあ伝説になるわけだ」……そんな超・絶好調のアクセル声がスピーから流れ出る。そう、本作の最大の旨みは名演中の名演にあるわけですが、その名演っぷりをあますことなく捉えきった極上サウンドも見事なのです。実は、この録音をモノにした録音家は、90年代後半~2000年代に大阪で“その人あり”と言われた人物。当店でもデヴィッド・ボウイ『A REALITY IN OSAKA: THE LAST CONCERT IN JAPAN(Wardour-169)』やプリンス『ONE NITE ALONE IN OSAKA(ZION-080)』、KANSAS『OSAKA 2001(Virtuoso 298/299 )』、RAINBOW『OSAKA 1995 1ST NIGHT(BLACK BOX 006)』、AC/DC『OSAKA 2001(ZODIAC 182)』などが大好評ですが、本作はそのオリジナル・マスター・シリーズの最新作なのです。
実際、そのサウンドはこれまでの銘品群にも負けない凄まじさ。当日は暴風&豪雨の大荒れライヴ(グッズ販売や救護コーナーのテントが壊れるほどの強風)でしたが、それが信じられないほどにクリア&ダイレクト。風の音など微塵もないのです。ところどころ、音質のニュアンスが揺れるかな?と思うシーンもありますが、嵐だったと聴いた先入観かも……くらいのレベルです。何よりも素晴らしいのが絶好調アクセルの声。これがもう距離感なしの完全なサウンドボード級なのです。それもそのはず、どうやらPAの真正面に張り付いての録音だったよう。「アクセルの口元→マイク→PA→テーパー」がゼロ距離で感じられる直結感なのです。
本来であれば、当時のメンバーによるプロフェッショナルな演奏ぶりにも触れるべきなのですが(バケットヘッドが凄い!)、それより何よりアクセルの声に注目していただきたい。幾多のGUNS N' ROSESタイトルを扱ってまいりましたが、確かにここまでの名唱は、ちょっと覚えがない。そんな素晴らしい名演を日本が誇る匠の録音家が捉えきった灼熱のヴォーカル・アルバム。今週末、あなたのお手元へお届けいたします。

DISC 1
01. Introduction
02. Welcome To The Jungle
03. It's So Easy
04. Mr. Brownstone
05. Live And Let Die
06. Think About You
07. You Could Be Mine
08. Robin Flink Solo #1
09. Sweet Child O' Mine
10. Knockin' On Heaven's Door
11. Out Ta Get Me
12. Rhiad And The Bedouins
13. Madagascar
DISC 2
01. Buckethead Solo
02. Piano Improvisation
03. November Rain
04. Rocket Queen
05. Nightrain
06. Street Of Dreams
07. Chinese Democracy
08. Buckethead Acoustic Solo
09. Patience
10. Robin Flink Solo #2
11. Paradise City