DISC 1-2
2024.03.04 - Zepp DiverCity, Tokyo, Japan
DISC 3-4
2024.03.05 - Zepp DiverCity, Tokyo, Japan
DVD-R
2024.03.05 Zepp DiverCity, Tokyo, Japan (COLOUR NTSC Approx. 134min.)
再編GUNS N' ROSESから2年、ソロとしては5年ぶりの来日を果たした2024年のスラッシュ。その東京2公演を丸ごと完全収録したビッグ・セットが登場です。
そんな本作に収められているのは、同一会場“Zepp DiverCity Tokyo”の2つのライヴから生まれた3つのオーディエンス記録。「2024年3月4日+5日」公演の極太オリジナル録音と「3月5日」のド迫力映像をセットした5枚組です。当店では、来日速報として『OSAKA 2024(Shades 1966)』をご紹介しており、本作は第二弾でもある。まずは、来日スケジュールに照らしつつ、コレクションを整理してみましょう。
・3月2日『OSAKA 2024(録音+映像)』
・3月4日:東京 ←★本作DISC 1-2★
・3月5日:東京 ←★本作DISC 3-4/DVD★
以上、全3公演。本作は「ライヴアルバム×2本分+映像×1本分」で東京2公演を完全レポート。『OSAKA 2024』と合わせる事で2024年来日をライヴアルバムでコンプリートできるわけです。それでは、ライヴアルバム/映像をそれぞれご紹介していきましょう。
【DISC 1-4:丸2公演を完全収録した4枚組フル・ライヴアルバム】
本作のメインとなるのは、東京2日間の極上フル録音。本作だけのオリジナル録音なのですが、両日共に極上級。『OSAKA 2024』収録のライヴアルバムも“西日本最強テーパー”氏の極上品だっただけに「最高傑作!」と断じるのに迷いますが、負けてもいないから素晴らしい。『OSAKA 2024』と比較するとホール鳴りによる厚みも感じるタイプなのでサウンドボードと間違えたりはしませんが、そのド真ん中を貫く芯は極太でスカスカ感もなく、ディテールも非常に細やか。
特にギターとヴォーカルは距離をまったく感じさせずに歌詞の一語一語に込められた息遣いやピッキングニュアンスまで克明。要素を1つひとつチェックしていくとサウンドボードにも負けておらず、ときおり聞こえる生々しい熱狂で「あ、オーディエンスだった」と思い出す……そんな感じの極太録音なのです。
そんなダイレクト・サウンドで描かれるのは、激レア曲も話題を呼んだフルショウ。東京2日目「3月5日(DISC 3-4)」は『OSAKA 2024』と同じセット・リストでしたが、東京初日「3月4日(DISC 1-2)」は微妙に変化していました。ここでは「固定曲」と「日替わり曲」に分けて整理しておきましょぅ。
●固定曲(19曲)
・4:The River Is Rising/Whatever Gets You By/C'est La Vie/Actions Speak Louder Than Words(★)/Spirit Love/April Fool(★)/Fill My World
・スラッシュ:Back From Cali/Starlight(★)/Doctor Alibi
・アポカリプティック・ラヴ:Halo/You're A Lie/Anastasia
・ワールド・オン・ファイアー:Bent To Fly(★)/Wicked Stone(★)/World On Fire
・その他:Driving Rain/Always On The Run/Rocket Man (I Think It's Going to Be a Long, Long Time)
●日替わり曲(6曲)
・初日のみ:Ghost(★)/Shadow Life(★)/Don't Damn Me(★★)
・2日目のみ:Too Far Gone(★)/Mind Your Manners(★)/Bad Apples(★★)
※注:「★」印はプロショット『BOSTON 2022』で聴けなかった曲。特に「★★」印は話題のGUNS N' ROSESナンバー。
……と、このようになっています。ブルース・アルバム『ORGY OF THE DAMNED』のニュースが話題となっておりますが、本作はその手のカバーはなし。『4』を主軸としながら、ソロの名曲を幅広く披露してくれます。
GUNS N' ROSESとの平行するようになってから本家の曲は激減しているわけですが、代わって爆上がりしたのがレア度。なんと「Don't Damn Me(初日)」「Bad Apples(2日目)」をセレクトしてきたのです。どちらも『USE YOUR ILLUSION I』の収録曲ですが、本家GUNSが「Bad Apples」を演奏したのは1991年の2回だけで、「Don't Damn Me」に至っては一度もない。海外のセットリストもチェックしていたファンは予想できたかも知れませんが、現場は「聴いたことあるけど、何の曲だっけ?」状態。本作は激レア曲だけでなく、そんな会場ムードまで極上サウンドで体験できるのです。
【DISC 5:東京2日目を最前部でフル体験できるド迫力ショット】
そんな完全ライヴアルバムだけでも満腹モノですが、本作はまだまだ許しちゃくれない。さらにトドメの映像篇も完備。2日目「3月5日」のオーディエンス・ショットです!
この映像のスゴ味は、何と言っても撮影ポジション。スラッシュの真ん前の最前部(3列目くらい)から直写しているのです。文字通りに「目の前にスラッシュがいる」わけですが、さらに現場ムードも強烈。今回の東京公演は1階がスタンディングですから、最前部は押し合いへし合いのスシ詰め。こう書くと暴れまくって見づらい映像を想像されるかも知れませんが、そうではありません。逆に詰まりすぎて身動きが出来てない(苦笑)。スタンディング会場の最前部を一度でも体験された方ならピンと来るでしょうが、あの圧迫感がリアルに活写されているのです。
そして、撮影技も間近席のド迫力を活かしている。人口密度的にズーム操作などはムリだったのでしょうが、視線は執念で主役スラッシュを追いまくる。元々スラッシュの立ち位置の真ん前に陣取っていますから、その間近感ったらない。しかも、スラッシュは主役らしく頻繁にステージ反対側(左側)の観客も煽りに行く。その際にはカメラも追い、センターのマイルス・ケネディごとステージを丸ごと視界に収めているのです。
東京2公演を極上サウンドで丸ごと完全収録した4枚組ライヴアルバムと、最前体験型のド迫力映像。ボリュームもビッグなら内容も超強力な5枚組です。最新来日を味わい尽くすには最強・無敵の一作。どうぞ、お腹いっぱい・胸いっぱいにご賞味ください!
★「2024年3月4日/5日Zepp DiverCity Tokyo」公演の極太フル録音と「3月5日」のド迫力映像をセットしたオーディエンス5枚組。メインのフル録音(DISC 1-4)は芯も極太でスカスカ感もなく、ディテールも非常に細やか。要素を1つひとつチェックしていくとSBDにも負けない極太録音です。そして、映像篇(DISC 5)は最前部(3列目くらい)から撮影された迫力が強烈。本家GUNSもほとんど演奏していない激レア曲「Don't Damn Me」「Bad Apples」も飛び出す東京2公演を強力フル体験できるビッグ・セットです。
Zepp DiverCity, Tokyo, Japan 4th March 2024
Disc:1 (69:20)
1. Intro.
2. The River Is Rising
3. Driving Rain
4. Halo
5. Ghost
6. Back From Cali
7. Whatever Gets You By
8. C'est la vie
9. Actions Speak Louder Than Words
10. Always on the Run
11. Bent to Fly
12. Shadow Life
13. Spirit Love
14. Don't Damn Me
15. Starlight
Disc:2 (71:32)
1. Wicked Stone
2. April Fool
3. Fill My World
4. Doctor Alibi
5. You're a Lie
6. World on Fire
7. Rocket Man (I Think It's Going to Be a Long, Long Time)
8. Anastasia
Zepp DiverCity, Tokyo, Japan 5th March 2024
Disc:3 (71:46)
1. Intro.
2. The River Is Rising
3. Driving Rain
4. Halo
5. Too Far Gone
6. Back From Cali
7. Whatever Gets You By
8. C'est la vie
9. Actions Speak Louder Than Words
10. Always on the Run
11. Bent to Fly
12. Mind Your Manners
13. Spirit Love
14. Bad Apples
15. Starlight
Disc:4 (69:36)
1. Wicked Stone
2. April Fool
3. Fill My World
4. Doctor Alibi
5. You're a Lie
6. World on Fire
7. Rocket Man (I Think It's Going to Be a Long, Long Time)
8. Anastasia
Zepp DiverCity, Tokyo, Japan 5th March 2024
1. Intro/The Thing: Main Theme (Desolation)
2. The River Is Rising
3. Driving Rain
4. Halo
5. Too Far Gone
6. Back From Cali
7. Whatever Gets You By
8. C'est La Vie
9. Actions Speak Louder Than Words
10. Always On The Run
11. Bent To Fly
12. Mind Your Manners
13. Spirit Love
14. Bad Apples
15. Starlight
16. Wicked Stone
17. April Fool
18. Fill My World
19. Doctor Alibi
20. You're A Lie
21. World On Fire
22. Rocket Man
23. Anastasia
COLOUR NTSC Approx. 134min.
Slash - lead guitar
Myles Kennedy - lead vocals
Todd Kerns - bass guitar, backing vocals
Brent Fitz - drums, percussion
Frank Sidoris - rhythm guitar