マニック・ストリート・プリーチャーズのニッキー・ワイアーはガンズ・アンド・ローゼズの『アペタイト・フォー・ディストラクション』を初めて聴いた時のことを振り返っている。
ガンズ・アンド・ローゼズのデビュー・アルバムである『アペタイト・フォー・ディストラクション』はオリジナルのリリースから31年を経て、先週再発されている。
ニッキー・ワイアーは「確か」アルバムを聴いたのはバンドメイトであるジェームス・ディーン・ブラッドフィールドの「南ウェールズにある小さなテラスハウス」だったとして、それは「彼が最初にアルバムを手に入れて、のめり込んでいた」からだとしている。アルバムが与えた影響についてニッキー・ワイアーは次のように語っている。「ロックにロールを取り戻したよね。当時、ハード・ロックは行き詰まっていて、アメリカのヘア・メタル・バンドなんかばかりで、グランジはまだ起こってなかったからね」
彼は次のように続けている。「ガンズ・アンド・ローゼズのアルバムには不幸なことに失われていたスウィングと危うさがあったんだよね。ザ・ローリング・ストーンズの美学を更新するようなところがあってさ。よりロックな文脈でね。ああいう音楽を聴くことが俺たちにとってはすごく救いだったんだよ」
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