ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュはアクセル・ローズがAC/DCのフロントマンを務めると聞いた時の最初に考えたことを明かしている。
アクセル・ローズは、AC/DCのブライアン・ジョンソンが聴覚を失う危険性があると医師から警告されて、ライヴを止めるよう迫られたのを受けて、2016年にAC/DCのツアーに参加している。
アクセル・ローズのAC/DCへの参加についてスラッシュは『ロサンゼルス・タイムズ』紙に次のように語っている。「アクセルがAC/DCをやったことについては、俺も観に行ったけど、素晴らしかったね。あれだけ伝説的なバンドだっただけに、俺もみんなと同じくらい懐疑的だったんだけどね」
しかし、そうした最初の懸念もアクセル・ローズがAC/DCとやったのを観て、晴れることになったという。「彼は見事にやってのけていて、素晴らしかったよ」
AC/DCについては今年8月、ヴァンクーヴァーのレコーディング・スタジオにいる写真が撮影されたのを受けて、ブライアン・ジョンソンと元ドラマーのフィル・ラッドと共に新曲に取り組んでいるのではないかという噂が巻き起こっている。
また、AC/DCは「AC/DC陣営にいる信頼できる情報筋」がテキサス州ダラスで発行されている『ジャム・マガジン』誌に明かしたところによれば、現在「すべての楽曲」に元ギタリストである故マルコム・ヤングのレコーディング音源が使用されたニュー・アルバムを制作しているという。
ガンズ・アンド・ローゼズについてもスラッシュは新曲に取り組む可能性があると語っている。「アクセルには既にレコーディングしたものがたくさんあるしさ。だから、それに加わって、取り組んでいくことになるんじゃないかな。それで、もしアルバムを出して、ツアーをやるってことになったら、そのサイクルがずっと続いていくことだってありうると思ってるよ」
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