スラッシュ、現状のラインナップは「しっかりオイルが注がれたマシンみたいに超機能的」

現在クラシック・ラインナップでワールド・ツアー「Not In This Lifetime…Tour」を開催中のガンズ・アンド・ローゼズだが、ギタリストのスラッシュが、現状のバンドのラインナップは「ガンズの歴史からしたら素晴らしい」、「しっかりオイルが注がれたマシンみたいに超機能的」と語っていたことが分かった。

現在のラインナップはアクセル・ローズとスラッシュ、ダフ・マッケイガンのオリジナルメンバーに加え、バック・メンバーのディジー・リードとメリッサ・リース、リチャード・フォータスとフランク・フェラーという顔ぶれになっている。

「Blabbermouth」よると、スラッシュはポッドキャスト番組「Talk Is Jericho」に出演した際、ワールド・ツアー「Not In This Lifetime」について次のように語っていたとのことだ。

ここ2年ほどで組んでるバンドのラインナップは、ガンズの歴史からしたら素晴らしいと言える。突然、しっかりオイルが注がれたマシンみたいに超機能的になっちまったんだから。

心配する必要がない事がひとつあって、俺とバンドが部屋に集まったら、みんな仕事に取り掛かれるよう準備が出来ててさ、それってスゲえことなんだよ。だって秩序が乱れて団結してなかったら、これだけの仕事をこなすのは不可能だからさ。

だから、そういった問題に俺やメンバーが対処しなくていいのはクールなことなんだ。

そしてスラッシュは、1996年のバンド脱退後、19年間も音信不通になっていたアクセルから連絡を受けて嬉しかったとも述べている。

奴と音信不通になった原因を引き起こした人物について、絶対に話しておかなくちゃいけなかった。実際には奴と俺の問題じゃなかったんだから。

仲間の一員だった第三者が問題だったと言えば説明がつくかな。だが、俺とアクセルの間には色々あったし、そういった外からの影響にどう対処したかについて話をする必要があった。

だから、やっと2人で話が出来て良かったぜ。なにしろ、お互いに20年間一言も口を利かなかったんだからな。こんな頑固な野郎2人には滅多にお目に掛れないだろうぜ。

なお8月には、メンバーの間で2008年の『チャイニーズ・デモクラシー』以来となるニュー・アルバムの話が「出ている」とスラッシュが発言。

「俺は(メンバー)全員やりたがってると思う。まあ成り行きに任せるよ。とにかく世界中を駆け回ってて忙しいんだ」とコメントしていた。
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