オジー・オズボーン、ニュー・アルバムにダフ・マッケイガンとチャド・スミスが参加

金曜日(11月8日)、約10年ぶりの新曲「Under The Graveyard」をリリースしたオジー・オズボーンが、来年初め発表予定のニュー・アルバムのタイトルと参加アーティストを明かした。

2010年の『Scream』以来となる新作、通算12枚目のソロ・アルバムは“普通の男”、『ORDINARY MAN』と名付けたという。ギターにプロデューサーのアンドリュー・ワット、ベースにダフ・マッケイガン(ガンズ・アンド・ローゼズ)、ドラムにチャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)をフィーチャーし、米ロサンゼルスでレコーディングしたそうだ。

オジーはアルバムを作り始めたきっかけについて、こう話している。「(娘の)ケリーが来て、“ポスト・マローンの曲、やってみたくない?”と言われたところから全てが始まった。俺の最初のリアクションは“ポスト・マローンって誰なんだ?!”だった。アンドリューの家に行くと、すぐに終わるって言われた。その曲を完了すると、彼は“アルバムを(作り)始めることに興味ない?”って訊いてきたんだ。俺は、“そいつはクソ素晴らしいが、俺はいま、半年間も地下のスタジオにこもりたくはないんだよ!”って言ったんだ」

「そして、あっという間にこのアルバムが完成していた。ダフとチャドが来て、日中、ジャムし、俺は夜に曲に取り掛かった。以前、シャロンには、俺はアルバムを作るべきだって言ってたが、心の底では“いまの俺にそんな強さはない……”って思ってた。でも、アンドリューはそれを俺の中から引き出してくれた。みんなに聴いて、楽しんでもらいたいと本当に願ってる。なぜなら、俺はこのアルバムに身も心も注ぎ込んだから」

新作は、彼にとって「多分、『No More Tears』以来となる最も重要なアルバムの可能性が高い」そうだ。
barks.jp


オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)が新曲「Under the Graveyard」をデジタル/ストリーミングでリリース。YouTube、Spotify、Apple Musicで聴けます。

オジーは新アルバム『Ordinary Man』を2020年1月リリース予定。オジー・オズボーンのソロ・アルバムは2010年の『Scream』以来。

オジーは、ゲスト・ヴォーカルで参加したポスト・マローン「Take What You Want」をきっかけに、ポスト・マローンのプロデューサーであるアンドリュー・ワットと新アルバムのレコーディングをロサンゼルスで行っています。

新アルバムには、数年前のツアーでコンビが復活したギタリストのザック・ワイルドは関わっていません。

アルバムのレコーディングには、ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のベーシストであるダフ・マッケイガン(Duff McKagan)、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)のドラマーであるチャド・スミス(Chad Smith)が参加。ギター演奏はアンドリュー・ワットが務めています。

オジーは新アルバムについて以下のようにコメントしています。

「おそらく『ノー・モア・ティアーズ』以来の、久々の重要な作品になりそうだ。このアルバムは崇高なる力からの贈り物だった。俺にとっては決して諦めてはいけないということの証拠だね」。

「(娘の)ケリーがやってきて”ポスト・マローンの曲を手掛ける気はない?”と訊いてきたのがすべての始まりだった。俺の最初の反応は”ポスト・マローンってのは一体誰だ?”だったよ。アンドリューを訪ねたら、すぐに作ろうと言われた。一緒にその曲を作り終えると、あいつは”アルバムを作り始める気はないか”と言ったんだ。”それはファッキン素晴らしいことだな。ただ、地下室に半年も篭って作業するのはごめんだ!って思っているんだ”と言ったよ。そうしたらほんの短い間にアルバムが仕上がったんだ。ダフとチャドが加わって、日中はみんなでジャムって、夜は俺が曲作りに取り組んだ。自分がアルバムを作るべきだというのは(妻でマネージャーの)シャロンにも以前話したことがあったけど、心の奥では”でもそんなファッキンな力はないんだ…”と考えていた。でもアンドリューが力を引き出してくれたんだ。俺が全身全霊を注ぎ込んだこのアルバムを、みんなが聴いて楽しんでくれることを心から願っているよ」。
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