ガンズ・アンド・ローゼズは新型コロナウイルスのパンデミックに対するドナルド・トランプ大統領の対象方法を批判するチャリティTシャツを販売している。
Tシャツは「Live N’ Let Die with COVID 45」と書かれていて、先日ドナルド・トランプ大統領はN95マスクを製造する工場を訪れた際に、ウイングスの楽曲をガンズ・アンド・ローゼズがカヴァーした音源がかけられていた。「COVID 45」というフレーズは第45代大統領であるドナルド・トランプ大統領に言及したものとなっている。
このTシャツについては現地時間5月13日にソーシャル・メディアで発表されており、6月10日から発送が行われる。すべての収益はミュージケアーズに送られる。
Live N' Let Die…https://t.co/RvvMnTyJxt pic.twitter.com/wdgzra3S5h
— Guns N' Roses (@gunsnroses) May 13, 2020
ドナルド・トランプ米大統領は5月初めにマスクを着用せずにマスク製造工場を視察。工場を訪れた際にスピーカーから流れていたのはガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)版の「Live and Let Die(邦題:007 死ぬのは奴らだ)」でした。この大統領視察の様子を撮影した映像は海外では大きな話題を集めました。そして、ガンズ・アンド・ローゼズは、新たなTシャツ「Live N’ Let Die with Covid 45 T-Shirt」をバンドの公式ショップサイトで販売開始。“45”はトランプ米大統領が米国の第45代大統領であることを言及しており、トランプ米大統領を暗に批判しています。
「Live and Let Die」のオリジナルはウイングスによる楽曲で、映画『007 死ぬのは奴らだ』の主題歌です。ガンズ版は1991年アルバム『Use Your Illusion I」に収録され、彼らのライヴの定番となっています。
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トランプ大統領がマスクを着用せずに米西部アリゾナ州の医療用マスク製造工場を視察した際、従業員は抗議の意を込めてスピーカーでガンズ・アンド・ローゼズ版「Live and Let Die/死ぬのは奴らだ」を大音量で流した。同工場は、医療現場で使われる高性能マスク”N95“を連邦政府のために製造しており、施設内にはマスク着用を義務付ける標識がはっきりと掲げられていた。その出来事を受け、ガンズは新アイテムの誕生を発表した。
ガンズ・アンド・ローゼズは、タイムリーにも「Live N’ Let Die With COVID 45(新型コロナでくたばるのはお前だ)」と書かれたTシャツを発表。そのメッセージは、第45代米大統領によるマスク未着用の工場視察を真っ向から非難しているようだ。新作Tシャツはバンドの公式オンラインストアで購入できる。収益はすべてザ・レコーディング・アカデミーが経済面・財政面で苦しむ音楽業界関係者支援のために設立したミュージケアーズ基金に寄付される。
バンドのボーカリストを務めるアクセル・ローズは、トランプ政権と同政権のパンデミック対応への嫌悪感をかねてから表明してきた。
「聞いてくれ! これまでスティーブン・ムニューシンのことを誰がどう思っていたかは知らないけど、あいつは正真正銘のロクデナシだ」というローズによるTwitterへの投稿は、米ニュースチャンネルFox Businessの番組内でのムニューシン財務長官の「いまは、アメリカ探検にうってつけのタイミングです」という発言への応酬とみられる。
ムニューシン財務長官は、ローズのツイートに「君はこの国のために最近何をしたと言うんだ?」と応じ、誤ってリベリアの国旗の絵文字をつけて返した。この間違いがネット上で大いにからかわれた後、ツイートは消去され、同じ質問にアメリカの国旗がついたものと入れ替わった。
最初のツイートに気づいたローズは「なんだ、リベリアの経済モデルを手本にしてたのか。わかってやれなくて悪かったな。でも、俺はこの政権と違って7万人以上の死に対する責任はないし、テレビに出てパンデミック下の国内旅行を推奨するような連邦政府職員の責任もない」と応酬した。
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