アクセル・ローズ、黒人男性暴行死を巡ってトランプ大統領を批判

ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズは黒人男性のジョージ・フロイドが白人の警官に殺害された事件を巡ってドナルド・トランプ大統領を批判している。

46歳のジョージ・フロイドは警察との抗争の中で5月25日にミネアポリスで亡くなっている。アフリカン・アメリカ人であるジョージ・フロイドは逮捕される際に白人警察官によって首に膝を押し付けられて亡くなっている。警官のデレク・ショーヴァンは解雇されて、過失致死の第3級殺人で逮捕されている。

多くの批判が政権にも向けられる中、現地時間5月31日にドナルド・トランプ大統領は次のようにツイートしている。「レームストリーム・メディア(時代遅れのマスゴミ)が憎しみと無政府状態を助長すべく、その力を使ってありとあらゆることをやっているんだ。あいつらが何をやっているか、あいつらがフェイク・ニュースであり、歪んだ意図を持った本当に悪い人間たちであることが分かれば、私たちは簡単に偉大なるものへと状況を克服することができるだろう」


このツイートを受けてアクセル・ローズは次のようにツイートしている。「憎しみや無政府状態を助長しようと、その力を使ってありとあらゆることをやっているのはレームストリーム・メディアではなく、お前だよ。お前が何をしているか、お前がフェイクニュースで、歪んだ意図を持った人にとって本当に不快な悪い見本であることをみんなが知ったら、お前を超えて、よりよき強靭な未来に必要なことに取り組むことができるだろう」


ジョージ・フロイドの事件を巡ってはダフ・マッケイガンも見解を表明しており、「警官の黒人に対する差別は止めなければいけない……このことはずっと分かっていた。まだこんなことが続いていると聞いて、愕然としてうんざりしている」と述べている。

ジョージ・フロイドの事件を巡っては多くのミュージシャンがブラック・ライヴス・マターを支持することを表明しており、ビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガらも見解を示している。
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