ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズは自身の政治的ツイートについて弁解して、「激怒の感情と義務感、そして責任感」からツイートしていると述べている。
アクセル・ローズはこれまでもツイッターでドナルド・トランプ大統領を批判してきたが、先日はアメリカの公衆衛生局長官を批判している。
「現在の政権と自分が民主主義への脅威と感じているものへの軽蔑の念は隠すまでもない」とアクセル・ローズはツイートしている。「自分はソーシャル・メディアでそんなに活動的じゃないし、自分の投稿したものに興味を持ってくれた人には感謝しているけど、フォロワーやリツイートがどれだけ多いかとかには興味がないんだ。自分のことじゃない政治的/社会的な問題についてツイートするけど、それは問題だからなんだ」
彼は次のように続けている。「概して最近の出来事や政治的/社会的な問題についての投稿は激怒の感情と義務感、そして責任感から来ているものなんだ。注目を求めてとか、自分のプロモーションとは真逆で、自分が加担できないと感じた時に何かを言っているんだ」
「俺は何者でもないし、みんなと同じように自分の意見を持ち、結局のところ、国のためだけじゃなく、人道や野生生物、環境、他者のために最善のものを心から求めている一市民なんだ。右とか左とか派閥ファシズムとは真逆のものであり、少なくともこの国では反対意見を言えるわけだからね」
アクセル・ローズは自分のツイートを「下劣ないしは未熟な反応や意見」と見なしている人に触れつつも、政府に在籍したり世間の注目を集めている人物が「政権や法的執行機関として無責任に値することを言ったりしたりした」時に「声を上げている」と述べている。
アクセル・ローズは現地時間7月4日にアメリカの公衆衛生局長官のジェローム・アダムスについて7月4日の独立記念日に際する彼のコメントを受けて「卑怯者」ないしは「最低な奴」だとツイートしている。ジェローム・アダムスは独立記念日の集まりに出席する前にアメリカ国民は「個人個人でリスクを判断しなければならない」と述べていた。
今年5月にもアクセル・ローズは財務長官のスティーヴ・ムニューシンによる海外渡航の自粛を求めるコメントに対して「ろくでなし」とツイートしていた。
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My disdain 4 r current administration n’ what I perceive as it’s threat to r democracy is no secret. I’m not (cont) https://t.co/vXSKO5lVBt
— Axl Rose (@axlrose) July 5, 2020