スラッシュ、ロックの殿堂入りの式典でエディ・ヴァン・ヘイレンに追悼の意を表明

ロックの殿堂は殿堂入りの式典でエディ・ヴァン・ヘイレンに追悼の意を表し、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュやメタリカのカーク・ハメット、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロがパワフルなパフォーマンスを披露している。

エディ・ヴァン・ヘイレンは咽頭ガンとの長い闘いの末に先月亡くなっている。訃報は息子のウォルフガング・ヴァン・ヘイレンによって発表されている。

「エディ・ヴァン・ヘイレンはものすごく才能に溢れたミュージシャンでした」とスラッシュは式典で語っている。「彼のスタイルと彼のサウンドは完全にユニークなものでした。彼はギターの演奏に大きな影響を与えました。1978年にギターを手にした人物で、エディ・ヴァン・ヘイレンの影響を何らかの形で受けていない人はいないと思います」

「エディ・ヴァン・ヘイレンは素晴らしい人でした」とカーク・ハメットは語っている。「ジミ・ヘンドリックス以来、あんなにも影響を与え、私に刺激をくれたギター・プレイヤーはいません。彼は最もシンプルなことを追求しました。弦でのハーモニクスを誰もできると思っていなかったテクニックの領域に持ち込んだのです。彼は別の惑星から来たようでした」

トム・モレロは次のように続けている。「エディ・ヴァン・ヘイレンは我々の世代のモーツァルトです。彼は世紀に1人とも言える才能の持ち主でした。エディ・ヴァン・ヘイレンのおかげで、彼のギターの能力の100マイル以内に入ろうと2万時間練習することになったのです」
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土曜日(11月7日)、米HBOネットワークから放送されたロックの殿堂特別番組で、先月亡くなったエドワード・ヴァン・ヘイレンを追悼するコーナー(時間にして約2分半)が設けられ、スラッシュ、メタリカのカーク・ハメット、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロがエドワードの才能を称え、哀悼の意を捧げた。

エドワードの過去のパフォーマンス映像が流れる中、スラッシュは「エディ・ヴァン・ヘイレンは途方もない才能を持つミュージシャンだった。彼のスタイル、サウンドは完全に彼独自のものだった。彼はギター演奏にものすごく大きな影響を及ぼし、1978年以降にギターを手にした人で、何らかの形でエディ・ヴァン・ヘイレンに感銘を受けなかった人はいないと思う。本当に彼の演奏が恋しい。友人としては彼がいないことを本当に寂しく思う」と語った。

ハメットは「エディ・ヴァン・ヘイレンは素晴らしかった。ジミ・ヘンドリックス以降、僕にあれほどの影響とインスピレーションを与えたギター・プレイヤーはいなかった。彼は最も単純なこと、ストリングによるハーモニーを探求し、不可能だと思われたテクニックの領域にそれをもたらした。彼は宇宙人のようだった」と、モレロは「エディ・ヴァン・ヘイレンは僕らの世代のモーツァルトだった。彼は世紀に一度現れるか否かの才能の持ち主だった」と述べた。

そして最後には、若かりし頃のエドワードが「80になっても、そこまでいけたらだけど、僕はいまと同じことをしていると思うよ。飛び回ってはいないかもしれないけど、椅子に座ったままかもしれないけど、まだ音楽を作っているだろう」と笑顔で語るインタビュー映像が流された。

エドワードは40代のときに癌が発症し、寛解に至った時期もあったものの、10月6日、65歳でこの世を去った。(Ako Suzuki)
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