ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のスラッシュの“おかしな癖”について、アルバム『Appetite for Destruction』のサウンドエンジニアが語っています。彼によると、スラッシュはソロを演奏中、よだれを垂らすという“おかしな癖”があったとのこと。
同アルバムのサウンドエンジニアであるミカジャ・ライアンはポッドキャスト『Full in Bloom』のインタビュー中で、『Appetite for Destruction』を制作していたときのスラッシュについて、以下のように述べています。
「彼には本当におかしな癖があった。気づいていたかどうかはわからないが、ビデオを見るとわかるよ。彼はソロを弾いているときにすごく集中しているから、下唇が突き出て、よだれが……唾液が下唇に溜まって、それが最終的に地面まで長い唾液の糸になってこぼれ落ちるんだ」。
「そして、それはスタジオで数え切れないほど起こった。彼は演奏に集中しているので、自分がよだれを垂らしていることに気づかないか、気にしていない。彼が気づいていないのか、気にしていないのか、どちらなのかはわからなかった」
ライアンは続けて、スラッシュの計り知れない仕事への熱心さを称賛しました。
「もうひとつ話しておきたいのは、スラッシュがスタジオに入って“自分の音楽を演奏する”と言うとき、スラッシュは“”プレイする(play)”のではなく“働く(works)”んだ。彼はめちゃくちゃ働いた。僕にとっては(playは)この種の言葉の間違った呼び方で、“ああ、彼らはスタジオに入って演奏しているんだな”と思った。演奏するよりもずっと大変で、軽薄なところはまったくないんだよ」。
インタビューではイジー・ストラドリン(Izzy Stradlin)についても語っています。
「イジーは素晴らしかったよ。彼は演奏すると、自分の曲をあっという間に終わらせてしまうんだ。彼はリズム・パートとリード・パートを3週間半、おそら1ヶ月くらいで仕上げた」「スタジオではずっとギターを弾いて、テーププレーヤーを聴いていた。彼はテーププレーヤーを持っていて、どこにでもテーププレーヤーを持ち歩いていたし、いろいろな曲を聴いていたよ」
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