スラッシュ、ソロ作のレコーディング中に新型コロナウイルスに感染したことを語る

スラッシュ feat. マイルス・ケネディ&ザ・コンスピレターズは新作の制作中にスラッシュ、マイルス・ケネディ、ザ・コンスピレターズの2人が新型コロナウイルスにかかったことを明かしている。

スラッシュはドイツの「ラジオ・レーゲンボーゲン」の新たなインタヴューに応じており、次のように語っている。「このアルバムで一番面白かった話は新型コロナウイルス関連でね。というのも、安全を確保するためにナッシュヴィルに行くのにツアー・バスを使ったんだ。商業的な交通機関は使わなかったんだ」

「それでアルバム全体をレコーディングしたんだけどさ。オーバーダブをしている時にスタジオにいるマイルス・ケネディから電話がかかってきたんだけど、『陽性になった』と言われてさ。続けて別の2人が陽性になって、全員隔離期間に入らなければいけなくなったんだ。まだパーカッション、バックグラウンド・ヴォーカルが残っていてさ。行き詰まってしまったんだよ」

スラッシュはバンドメイトが回復した後に陽性になったとのことで、それが作業を妨害することになったと述べている。しかし、彼は新型コロナウイルスにかかる前にワクチン接種を受けていたとのことで「数日間、隔離するだけで済んだ」と語っている。

スラッシュ feat. マイルス・ケネディ&ザ・コンスピレターズのニュー・アルバム『4』は2月11日にリリースされる。2018年発表のアルバム『リヴィング・ザ・ドリーム』に続く新作からは“The River Is Rising”が公開されている。
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ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のスラッシュ(Slash)率いるバンド、スラッシュ・フィーチャリング・マイルス・ケネディ・アンド・ザ・コンスピレターズ(Slash ft. Myles Kennedy and the Conspirators)。スラッシュによると、2022年2月に発売する新アルバム『4』を制作している間、スラッシュを含めてメンバーほぼ全員が新型コロナウイルスに感染したという。

スラッシュはドイツのRadio Regenbogenに次のように語っています。

「このアルバムで一番面白かったのは新型コロナウイルスの話だよ。俺らは安全のためにツアーバスで(レコーディング・スタジオがある)ナッシュビルに行ったんだ。飛行機には乗らなかったんだよ。その後、全曲をレコーディングして、オーバーダブをしようとしていたスタジオでマイルス(ケネディ)から電話がかかってきて、“俺、陽性反応が出たよ”と言われた。その後、他の2人にも陽性反応が出て、全員が隔離されることになったんだ。パーカッションとバック・ヴォーカル(のレコーディング)がまだ残っていたので、ちょっと停滞してしまったんだ。

なので、あるだけのものを先にミックスすることにした。たくさんあったしね。それから、全員が隔離されていたゲストハウスでバック・ヴォーカルを録音した。その後、彼らが元気になったんだけど、今後は俺に陽性反応が出た。だから隔離しなければならなくなったんだけど、でも、俺はワクチンを接種したばかりだったので、数日間の隔離で済んだよ。その後、俺はパーカッションをやって、レコードのミックスを終えて家に帰ったんだ。このアルバムの面白いところは、全員が新型コロナウイルスの体験をしなければならなかったことだね」

新アルバム『4』は2022年2月11日発売。リリース元はギブソンが新たに立ち上げたGibson Records。スラッシュはGibson Recordsの最初の契約アーティストです。
スタジオ・アルバムのリリースは2018年の『Living the Dream』以来。
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