アクセル・ローズ、声明で欧州ツアーを故テイラー・ホーキンスに捧げる&プーチン大統領を非難

アクセル・ローズが、ガンズ・アンド・ローゼズの欧州ツアーを終え、Twitterに投稿したメモでファンへの感謝を述べると同時に、故テイラー・ホーキンスにツアーを捧げ、“残忍な小男”ウラジミール・プーチンを非難した。

2022年7月16日に彼は、“我々の困難を理解してくれたロンドンの皆さんに感謝し、スコットランドのファンの皆さんには公演を延期したことを改めてお詫びします”とコメントしている。

バンドは、“医師の指示に従って”、今月初めにスコットランドでのライブを病気を理由にキャンセルしていた。このツイートでアクセルは、英ロンドンのコンサートに参加してくれたキャリー・アンダーウッドに感謝し、“少なくとも誰かは歌えていました”とジョークを飛ばしている。

また、今年3月に死去したフー・ファイターズのドラマーだったテイラーについて彼は、「これは簡単な意思表示に過ぎませんし、こういった件の重大さに対処するのは気まずいですが、我々の敬意を払うための努力の一環として、このツアーを我々の友人であるテイラー・ホーキンスに捧げたいと思っています。テイラーは本当にいい奴で、彼に会えるといつも嬉しかった!彼は最高で、ここ数年のツアー活動で常に歓迎できる存在でした!(彼の死は)とてもひどいことで、彼の家族、友人、バンド・メンバー、そして彼を愛する全ての人にお悔やみ申し上げます」と綴っている。

彼はさらに、「また、ツアー中にウクライナの人々に愛とサポートを示してくださった皆さんに感謝したいです。時代遅れの野心を持ち、人命を顧みない、冷酷で嘘つきで残忍な小男が運営する、ますます全体主義的な政権に対する、(ウクライナの人々による)自由のための高貴で恐ろしい戦いに対しても」と付け加えた。

ガンズ・アンド・ローゼズのツアーは9月に南米で再開し、メキシコ、日本、オーストラリア、ニュージーランドに向かう予定だ。


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ガンズ・アンド・ローゼズが7月15日にヨーロッパ・ツアーを終え、フロントマンのアクセル・ローズがファンへ宛てた感謝のメッセージをSNSに投稿した。

「ヨーロッパで俺らの公演に来てくれたみんなに感謝したい!! 君らは最高だった!! 君らが楽しんでくれたことを願ってる。君らにはまたすぐに会いたい!! ロンドンのみんなには、不備があったことへの理解に感謝したい。そしてスコットランドのファンには、公演を延期せざるを得なかったことを再度謝罪する」

そして、アクセルの声が不調だったロンドン公演にゲスト出演したキャリー・アンダーウッドへ向け、「彼女は素晴らしかった!! あの状況では真に救いの手だった!! 少なくとも、歌える人がいた!!」と感謝し、このツアーは友人であるテイラー・ホーキンスに捧げたいと綴っている。「テイラーは本当に素晴らしい奴で、彼に会うのはいつも楽しかった!」「俺らは、彼の家族、友人たち、バンド・メイト、彼を愛していた全ての人たちのことを想っている」と追悼の言葉を送った。

最後にはロシア軍に侵攻されるウクライナに触れ、「ツアーの間、ウクライナの人々と、彼らの高貴で恐るべき闘いにこれほどの愛と支援を示してくれたみんなに感謝したい。彼らは、時代遅れの野心を抱き、人の命などお構いなしの冷酷、嘘つき、残忍な小男により統率されている、ますます全体主義化する政府からの自由を守るため戦っている」と、ロシア政府を非難した。

ガンズ・アンド・ローゼズはこの後、9~10月に南米でツアーを開催し、11月に約5年ぶりに来日。さいたまスーパーアリーナで2公演を開く。(Ako Suzuki)
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ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズはフー・ファイターズのドラマーであるテイラー・ホーキンスにライヴを捧げて、ウクライナ侵攻を行ったウラジミール・プーチン大統領を批判している。

ガンズ・アンド・ローゼズは現地時間7月15日にヨーロッパ・ツアーの最後の公演を行っており、その直後に一連の公演をテイラー・ホーキンスに捧げるとツイッターに投稿している。

「ちょっとしたことだし、こういう重いことを扱うのは気が引けるけど、敬意を表して、このツアーを友人であるテイラー・ホーキンスに捧げたいと思う」とアクセル・ローズは述べている。

「テイラーは素晴らしい奴で、彼に会うのは最高だった! 彼はいい奴で、ここ数年はいつだってツアーに参加してもらうのは大歓迎だった。本当にひどいことで、彼を愛していた家族、友人、バンドメイトにお悔やみを申し上げたい」

ツイッターへの投稿でアクセル・ローズは次のように続けている。「ツアーの間、ウクライナの人々に愛と援助を示した全員に感謝するよ。全体主義的な政権に対して自由を求めて、高貴で恐ろしい戦いを行っているんだ」

アクセル・ローズはウラジミール・プーチン大統領について「時代遅れの野心を持ち、人の命を顧みない無慈悲で嘘つきの小心者の殺人鬼」と評している。
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