1991年、ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)と一緒にツアーをしていたスキッド・ロウ(Skid Row)のレイチェル・ボランは、当時ガンズのメンバーだったイジー・ストラドリン(Izzy Stradlin)と2時間ほど会話を交わす。それをガンズのバンドメイトであるダフ・マッケイガン(Duff McKagan)に翌日話したところ、彼は驚き、「バンド全員合わせても、ここ1年、彼と2時間も話してないんじゃないかな」と話したという。
レイチェルはポッドキャスト『Appetite for Distortion』の新しいエピソードの中で、スキッド・ロウが1991年にガンズと一緒にツアーしていた時のイジーとの交流を振り返っています。
「ツアーを始めた時、イジーはまだバンドにいたけど、他のメンバーとは一緒に旅をしていなかった。他のメンバーは飛行機で移動していたけど、イジーは自分のバスに兄弟と犬と当時のガールフレンドを乗せて移動していたんだ」
イジーのバスはトレーラーを牽引しており、その中にはダートバイク、BMXバイク、トライアルバイクなどのモータースポーツ用具が入っていたという。ある日、レイチェルとイジーはモータースポーツについて会話を交わしました。
「モトクロスやトライアルについて、2時間くらい話したかな。彼は本当にクールで、とても控えめで、明らかにとても才能のある男だった。
翌朝だったと思うけど、ダフが僕らの楽屋に来たんだ。彼はクランベリー・ジュースを探していた。僕たちは話をして、僕は“イジーは本当にクールな男だな。2時間くらい話したよ”と言った」
すると、驚いたダフはレイチェルにもう一度言ってくれと頼む。本当にイジーと2時間も話したのか?と聞き返したという。
「ダフは“バンド全員合わせても、ここ1年、彼と2時間も話してないんじゃないかな(笑)”と話していた。なんて言っていいかわからなかったよ。… (当時のガンズの)変化については知らなかったんだ」
イジーは1991年11月に正式にガンズ・アンド・ローゼズを脱退しています。
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