ポール・マッカートニーは自分の子どもたちが学校で“Live and Let Die”を書いたのは父親だと言って笑われたことを振り返っている。
“Live and Let Die”は映画『007/死ぬのは奴らだ』に提供された楽曲で、1991年にガンズ・アンド・ローゼズはアルバム『ユーズ・ユア・イリュージョン I』で同曲をカヴァーしており、今もライヴでは定番曲となっている。
ポール・マッカートニーはポッドキャスト『ア・ライフ・イン・リリックス』で子どもたちが“Live and Let Die”を書いたのは父親だと言ったところ、嘘だと言われたことについて語っている。
「すごくいい曲だと思っていたけど、あんなにも若いアメリカのグループがやったのには驚かされたよ」とポール・マッカートニーは語っている。
「面白かったのは僕の子どもたちが学校で『父があの曲を書いたんだ』と言ったら、『違うよ。あれはガンズ・アンド・ローゼズの曲だよ』と言われたんだ。誰も信じてくれなかった。だから、しばらくあの曲はガンズ・アンド・ローゼズのものだったんだ」
ポール・マッカートニーは“Live and Let Die”を書いてから20年近くが経った時にガンズ・アンド・ローゼズがカヴァーしてくれたことは嬉しかったとも語っている。
「彼らがやってくれて、すごく嬉しかったよ。他の人が僕の曲をやってくれることはずっと大好きなんだ」
先日、ポール・マッカートニーは“Live And Let Die”のライヴ・パフォーマンスで高齢の女性が亡くなってしまわないかと心配していたことを振り返っている。
「自分たちにとっては壮大な曲で、パイロテクニクスもあって、あそこでは少し熱くなるんだよね。そして、御存知の通り、爆発が起きることになる。最前列の人を見ていて、『ドーンッ』となると、最高なんだけど、みんな顔を見合わせて、ショックを受けているんだ」とポール・マッカートニーは語っている。
「かなり昔からやっていて、爆発があるんだけど、ある時、曲を始めたら、最前列に90歳くらいの女性がいたんだよね」とポール・マッカートニーは続けている。「そこで『亡くなってしまうんじゃないか』と思ったんだ」
「曲を止めるわけにもいかないし、『耳をふさいで』って言うわけにもいかないから、目をそらして、『ドーンッ』とやったんだ」とポール・マッカートニーは語り、恐れていたことが現実にならなくて安心したという。「彼女のほうを見てみたら、気に入っていたんだよ」
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ポール・マッカートニー(Paul McCartney)は、ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)がウイングス(Wings)の「Live and Let Die」をカヴァーしたことに驚き、そして嬉しかったそうですが、当時、自分の子供たちが学校の友人たちに、この曲は父親が書いた曲だと言っても信じて貰えなかったと振り返っています。
「Live and Let Die」は映画『007/死ぬのは奴らだ』(1973年)の主題歌として制作された楽曲。それから約20年後、ガンズ・アンド・ローゼズがこの曲をカヴァーしたときのことを、ポールは自身のポッドキャスト『A Life In Lyrics』の中でこう振り返っています。
「実際、かなり良かったと思うよ。アメリカの若いグループがカヴァーしたことにさらに驚いたよ。
面白いのは、僕の子供たちが学校に行って“(この曲は)パパが書いたんだ”と言うんだけど、誰も信じなかったんだ。(この曲は)しばらくはガンズ・アンド・ローゼズだけのものだった。
彼らがやってくれたことがとても嬉しかった。僕はいつも自分の曲をみんながやってくれるのが好きなんだ」
同じインタビューの中で、「007/ジェームズ・ボンド」シリーズのテーマを書くことについて、彼はこう語っています。
「ボンド・ソングを書くというのは、常に密かな野望だった。ある意味、僕は自分自身の一部分を、職業ライターとして見ていたいんだ。女王の結婚式のための曲が必要なら、僕に任せてほしい。多くの人にとって、それに相当するのがボンド・ソングだ。ボンド・ソングを書いたということは、ちょっとした栄誉なんだよ」
[source] pushkin.fm
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