スラッシュ、クリス・ステイプルトン参加曲「Oh Well」公開

ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のスラッシュ(Slash)は、ブルース・アルバム『Orgy of the Damned』から、クリス・ステイプルトン(Chris Stapleton)が参加した「Oh Well」を公開しています。

アルバムは海外で5月17日、日本で5月22日発売。リリース元は海外はGibson Records、日本はソニーミュージック。

アルバムは全12曲収録。ロバート・ジョンソン(Robert Johnson)の「Cross Road Blues」、ウィリー・ディクスン(Willie Dixon)の「Hoochie Coochie Man」(初レコーディングはマディ・ウォーターズ)、T-ボーン・ウォーカー(T-Bone Walker)の「Stormy Monday」など、ブルースの定番曲やあまり知られていない隠れた名曲をスラッシュがアレンジしています。

各曲毎に異なるゲスト・ヴォーカリストをフィーチャーしており、AC/DCのブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)、ブラック・クロウズのクリス・ロビンソン(Chris Robinson)、ZZトップのビリー・ギボンズ(Billy F Gibbons)、イギー・ポップ(Iggy Pop)、ポール・ロジャース(Paul Rodgers)、ゲイリー・クラーク・Jr(Gary Clark Jr.)、ベス・ハート(Beth Hart)などが参加しています。

このアルバムのコア・バンドには、スラッシュが90年代半ばに組んだスラッシュズ・ブルース・ボール(Slash’s Blues Ball)のメンバーであるベーシストのジョニー・グリパリックとキーボーディストのテディ・アンドレディスを迎え、さらにドラマーのマイケル・ジェロームとシンガー/ギタリストのターシュ・ニールも参加しています。

バンドは数週間ジャムって曲を出し合い、最終的なトラックリストを直感的に選んだ後、2023年春にロサンゼルスのイースト・ウェスト・スタジオとスネークピット・スタジオで、プロデューサーのマイク・クリンクと共にインストゥルメンタル・トラックをレコーディングしています。

amass.jp


ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはソロ・ブルース・アルバムよりクリス・ステイプルトンとのコラボレーションとなる“Oh Well”の音源が公開されている。

ギブソン・レコードより5月17日にリリースされるソロ・ブルース・アルバム『オージィ・オブ・ザ・ダムド』は日本ではソニー・ミュージックより5月22日にリリースされる。

nme-jp.com


GUNS N’ ROSESのスラッシュが、5月17日にリリース(日本盤は5月22日に発売)されるソロ・アルバム「ORGY OF THE DAMNED」から新たな先行シングル”Oh Well”をリリースした。

FLEETWOOD MACのカヴァーであるこの曲には、2015年のデビュー・アルバムが全米No.1に輝いた人気カントリー・シンガー/ソングライターのクリス・ステイプルトンがゲスト参加している。

スラッシュは次のように語っている。
「これはピーター・グリーンが結成したFLEETWOOD MACの曲だ。彼は最高のシンガー・ソングライター/ギタリストの1人で、公にはあまり知られてないけど、我々の間では60年代ブリティッシュ・ブルーズのプレイヤーとして有名で、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ミック・テイラーと肩を並べる存在だったんだ。ドラッグが原因でキャリアの早い段階で姿を消してしまったけど、素晴らしい曲をいくつか生み出したし、”Oh Well”は俺のお気に入りだった。13歳の頃にラジオでこの曲を聴いたのを覚えてるよ。FLEETWOOD MACの古いヴァージョンと、スティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムをフィーチュアした新しいヴァージョンの両方が流れてたね。この曲が大好きだったし、ギター・リフが最高だった。90年代にはBLUES BALLでこの曲をジャムったし、あちこちのライヴでプレイしてきたよ。今回のアルバムでは、最初からこの曲をやりたいと思っていて、相応しいヴォーカリストは誰だろう?って悩んでたんだけど、その候補の1人がクリス・ステイプルトンだった。彼は今のシーンで最高のシンガー・ソングライターの1人だし、骨太で個性的な声の持ち主でもあるからね。それで、彼に連絡したところ、素晴らしい仕事をしてくれたんだ。彼の声は本当にクールだよ」

burrn.online


スラッシュは、故ピーター・グリーン時代のフリートウッド・マックの曲「オー・ウェル」をカバーするために完璧なボーカルを見つけたようだ。ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストでもあるスラッシュは、カントリー・ロッカーのクリス・ステイプルトンを招き、フリートウッド・マックの創立メンバーである故グリーンがバンドの3枚目のスタジオ・アルバムとなる1969年の『ゼン・プレイ・オン』のために書いたこの曲をカバーした。

スラッシュが5月17日に発売する6枚目のソロ・アルバム『オージィ・オブ・ザ・ダムド』に収録されるこのブルース・ロック・ナンバーは、ステイプルトンの特徴的なしわがれたボーカルをフィーチャーしており、現地時間4月12日の朝にリリースされた。ステイプルトンは、スラッシュの特徴的なペイントを剥がすようなリフにのせて、象徴的な歌詞をうなり声のように歌っている。

この曲のカバーは、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ケニー・ウェイン・シェパード、ZZトップのビリー・ギボンズ、ハイム、エアロスミス、ジェイソン・イズベル、ジョー・ジャクソン、イールズを含む長い歴史がある。

「これは、最も偉大なシンガー・ソングライター・ギタリストの一人であるピーター・グリーンが結成したオリジナルのフリートウッド・マックの楽曲だ。世間的にはあまり知られていないが、彼は俺たちギタリストには、60年代のブリティッシュ・ブルースに関して非常に有名で、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ミック・テイラーと肩を並べる。おそらく13歳の頃、ラジオでこの曲を聴いたのを覚えている。フリートウッド・マックの旧バージョンと、スティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムが加入した新バージョンの両方をよく流していた。この曲はいつも大好きで、ギター・リフが素晴らしいんだ。90年代にブルース・ボールとしてジャム・セッションしたこともあるし、ライブでも何度か演奏してきた。最初から、このアルバムでこの曲をやりたいと思っていた。この曲は、誰がボーカリストとしてふさわしいかを考えていた曲のひとつでもあった。そして、そのアイデアのひとつがクリス・ステイプルトンだ。彼は現在最も素晴らしいシンガー・ソングライターの一人だ。 彼の声はとてもザラザラとした質感で特徴的だったから、彼を呼んだら素晴らしい仕事をしてくれた。彼の声はとてもクールだよね」とスラッシュは声明で述べた。

AC/DCのボーカルのブライアン・ジョンソンとエアロスミスのボーカルのスティーヴン・タイラーがハーモニカで参加したブルースの定番曲「キリング・フロア」に続き、「オー・ウェル」はスラッシュの次作アルバムからの2曲目のシングルとなる。

ゲイリー・クラーク・ジュニア、ZZトップのビリー・ギボンズ、ドロシー、イギー・ポップ、ポール・ロジャース、デミ・ロヴァート、クリス・ロビンソン、ベス・ハートらがボーカルに迎えた『オージィ・オブ・ザ・ダムド』は、スラッシュが愛するクラシック・ブルースへのオマージュだという。スラッシュをサポートするハウス・バンドには、1990年代にブルース・ボールとしてバンドを組んでいた2人、ベーシストのジョニー・グリパリックとキーボードのテディ・“ジグザグ”・アンドレアディス、そしてドラマーのマイケル・ジェロームとシンガー/ギタリストのターシュ・ニールが参加している。

アルバムの収録曲には、故ロバート・ジョンソン、故T-ボーン・ウォーカー、ステッペンウルフ、故アルバート・キング、スティーヴィー・ワンダー、故ウィリー・ディクスンらの曲のカバーが含まれている。ステイプルトンは今週末の米テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』の音楽ゲストで、ホストはライアン・ゴズリングが務めた。

スラッシュはこの夏、ウォーレン・ヘインズ・バンド、ケブ・モ、クリストーン・“キングフィッシュ”・イングラム、ロバート・ランドルフ、サマンサ・フィッシュ、エリック・ゲイルズ、ジージー・ワード、ジャッキー・ベンソン、ラーキン・ポーをフィーチャーした【S.E.R.P.E.N.T.フェスティバル】を開催する。北米ツアーは現地時間7月5日に米モンタナ州ボナーのケトルハウス・アンフィシアターで幕を開ける予定だ。

billboard-japan.com



https://gibson.lnk.to/SlashOhWell