スラッシュ、優れたギター演奏は自分が奏でるすべての音に自分のスタイルを持っていることが重要

ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のスラッシュ(Slash)によると、優れたギター演奏はジャンルや技術レベルは関係なく、自分が奏でるすべての音に自分のスタイルを持っていることが重要だという。米Guitar Worldの最近のインタビューの中で話しています。

彼が育った時代と場所、つまり1980年代のロサンゼルスでは、スピードや派手さを重視し、フィーリングやセンスよりもアクロバティックで高度なテクニックを駆使するスタイルが主流でした。

スラッシュはこう話しています。

「トレモロ・アームに夢中な連中がそこら中にいたよ(笑)。でも、それは俺の好みじゃなかった。僕はただ自分のやりたいことをやっていただけ。他のことにはあまり興味がなかったんだ。

でもね、最近(当時について)よく考えるんだ。“ああ、そうだ、本当に素晴らしいギタリストが何人かいた”ってね。ポール・ギルバートは素晴らしいギタリストだ。ジェイソン・ベッカーはめちゃくちゃ上手かった。ジョー・サトリアーニやスティーヴ・ヴァイは、ずっと活躍しているけど、彼らには彼ら独自の個性がある。スティーヴィー・レイ・ヴォーンやジョニー・ラモーンと同じようにね」

スラッシュの考えでは、優れたギター演奏とは、ブルースマンであろうと、速弾き魔であろうと、自分のスタイルを持つことであるという。こう続けています。

「どんなタイプの演奏であっても、本当に優れた演奏は、独自の個性を持っているものなんだ。俺はいつもそこに惹かれる。どんなテクニックを使っていようが、それがその人自身のものであれば、何だっていいんだ(笑)。イングヴェイ(マルムスティーン)?。イングヴェイは本物だ。君たちがそれを好きだろうが、なかろうが、彼はそれを完全に自分のものにしているからね」

[source] https://www.guitarworld.com

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