ブラック・サバス(Black Sabbath)のオリジナル・ラインナップが再結集。オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)、トニー・アイオミ(Tony Iommi)、ギーザー・バトラー(Geezer Butler)、ビル・ワード(Bill Ward)のオリジナル・メンバーによる最後のコンサート『Back To The Beginning』が7月5日に英バーミンガムのヴィラ・パークで開催されることが正式に発表されています。オリジナル・ラインナップの共演は約20年ぶりです。
この公演はチャリティー・コンサートで、メタリカ、スレイヤー、パンテラ、アンスラックス、ヘイルストーム、アリス・イン・チェインズ、ラム・オブ・ゴッド、マストドンなど多数のバンド/アーティストがサポートを務めます。音楽監督はトム・モレロが務め、「史上最高のヘヴィメタル・ショーになるだろう」と約束しています。
このイベントの収益はすべて、バーミンガムの慈善団体「Cure Parkinson’s」、バーミンガム小児病院、小児ホスピス「Acorn Children’s Hospice」に寄付されます。
オジー・オズボーンは次のようにコメントしています。
「今こそ『Back To The Beginning』の時だ。自分が生まれた場所に恩返しをする時が来た。愛する人たちの助けを借りて、それを実現できるなんて、俺はなんと恵まれていることだろう。バーミンガムはメタルの真の故郷だ。バーミンガムよ、永遠に」
オジー・オズボーンは2024年5月、ブラック・サバスの前回の再結成にビル・ワードが参加しなかったため、サバスの物語が「未完成」だと感じていると述べ、その後、この発言にトニー・アイオミとギーザー・バトラーが賛同していました。その後、ビル・ワードは「最後にもう一度演奏したい」と最後の公演に応じると述べていました。
トニー・アイオミ:
「信じられないような旅だったが、すべてが始まったアストンで終わるのはまさにふさわしいことだ。仲間のミュージシャンから称えられるのは素晴らしいことだし、同時に良い活動を支援できるのは素晴らしいことだ。オジー、ギーザー、ビルなしでは、何も実現できなかっただろう。俺たちが一緒に作り上げたものは、俺たち一人一人よりも大きなものだったし、俺はいつもそのことに感謝している」
It’s been an incredible journey, but it’s only fitting that it ends here, where it all began in Aston. It’s great to be honoured by your fellow musicians and at the same time support good causes. None of this would’ve been possible without Ozzy, Geezer, and Bill. What we created… pic.twitter.com/GGjOA8Xyoa
— Tony Iommi (@tonyiommi) February 5, 2025
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ブラック・サバス最後のコンサートではオジー・オズボーンの最後のソロ公演も行われることが明らかに
ブラック・サバス(Black Sabbath)のオリジナル・ラインナップが再結集するオリジナル・メンバーによる最後のコンサート『Back To The Beginning』が7月5日に英バーミンガムのヴィラ・パークで開催されることが正式に発表されましたが、当日はオジー・オズボーン(76歳)のソロ・ライヴも行われる予定で、これがオジーにとって最後のコンサートになることを妻でマネージャーのシャロンが明かしています。オジーはバンドメンバーと合流する前に短いソロライヴを行う予定です。
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)、トニー・アイオミ(Tony Iommi)、ギーザー・バトラー(Geezer Butler)、ビル・ワード(Bill Ward)のオリジナル・ラインナップの共演は約20年ぶりです。この公演はチャリティー・コンサートで、メタリカ、スレイヤー、パンテラ、アンスラックス、ヘイルストーム、アリス・イン・チェインズ、ラム・オブ・ゴッド、マストドンなど多数のバンド/アーティストがサポートを務めます。音楽監督はトム・モレロが務め、「史上最高のヘヴィメタル・ショーになるだろう」と約束しています。このイベントの収益はすべて、バーミンガムの慈善団体「Cure Parkinson’s」、バーミンガム小児病院、小児ホスピス「Acorn Children’s Hospice」に寄付されます。
オジー・オズボーンは2024年5月、ブラック・サバスの前回の再結成にビル・ワードが参加しなかったため、サバスの物語が「未完成」だと感じていると述べ、その後、この発言にトニー・アイオミとギーザー・バトラーが賛同していました。その後、ビル・ワードは「最後にもう一度演奏したい」と最後の公演に応じると述べていました。詳しくはこちら。
オジーは近年、健康上の問題に何度も悩まされてきました。2019年に自宅で転倒した際、2003年の四輪バギー事故の後に体内に挿入された金属棒の位置がずれてしまい、脊椎損傷を悪化させました。それ以来、彼は数度の手術を受けました。また2020年にはパーキンソン病とも診断されました。
シャロンは英BBCニュースの新しいインタビューの中で、オジーは最後のライヴを必ず成功させると意気込んでいると語っています。
「彼はとても元気よ。本当に元気。彼は、またバンド・メンバーや友人たちと再会できることにとても興奮している。みんなも興奮しているわ」
しかし、シャロンは、このコンサートがオジーにとって間違いなく最後のコンサートになるだろうとも語っています。
「オジーは友人やファンにさよならを言う機会がなかったので、まだ終止符を打っていないと感じている。これは彼にとっての終止符なのよ」
この最後のコンサートには、スラッシュ、ダフ・マッケイガン、ビリー・コーガン、ジェイク・E・リー、K・K・ダウニング、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン、トム・モレロなどのスターが参加する「スーパーグループ」によるパフォーマンスも行われる予定だという。
シャロンはこのスーパーグループについて「本当にたくさんの人たちが参加するわよ。彼らはサバスの曲やオジーの曲を演奏する予定で、両方が混ざり合うことになる。さまざまな小さなグループが登場する。彼らはみんなアイコンです」と話しています。
シャロンはロイター通信のインタビューの中でも、このコンサートについて「今のオジーにとって、それは間違いなく“愛してる、おやすみなさい”ね」と話しています。
この最後のコンサートについてオジーは声明の中で、こうコメントしています。
「今こそ『Back To The Beginning』の時だ。自分が生まれた場所に恩返しをする時が来た。愛する人たちの助けを借りて、それを実現できるなんて、俺はなんと恵まれていることだろう。バーミンガムはメタルの真の故郷だ。バーミンガムよ、永遠に」
トニー・アイオミはSNSでこうコメントしています
「信じられないような旅だったが、すべてが始まったアストンで終わるのはまさにふさわしいことだ。仲間のミュージシャンから称えられるのは素晴らしいことだし、同時に良い活動を支援できるのは素晴らしいことだ。オジー、ギーザー、ビルなしでは、何も実現できなかっただろう。俺たちが一緒に作り上げたものは、俺たち一人一人よりも大きなものだったし、俺はいつもそのことに感謝している」
ギザー・バトラーは自身のInstagramアカウントに動画メッセージを投稿しています。
「7月5日にヴィラ・パークで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。ブラック・サバスがアストンで演奏するのは、かつてそこに住んでいた頃以来初めてのことです。俺たちのファーストアルバムのほとんどを書いた場所、アストン・コミュニティ・センターやハイ・ストリートのバーリントン・ホールのような場所もあります。だから、すべてが始まった故郷への帰還であり、俺たち全員にとって特別な機会となるでしょう。会場でお会いしましょう」
■『Back To The Beginning』出演アーティスト
Black Sabbath
Ozzy Osbourne
Metallica
Slayer
Pantera
Gojira
Halestorm
Alice In Chains
Lamb Of God
Anthrax
Mastodon
以下はトム・モレロが率いる「スーパーグループ」参加予定アーティスト
Billy Corgan (The Smashing Pumpkins)
David Draiman (Disturbed)
Duff McKagan (Guns N’ Roses)
Fred Durst (Limp Bizkit)
Lzzy Hale (Halestorm)
Jake E. Lee (Red Dragon Cartel, ex-Ozzy Osbourne)
Jonathan Davis (Korn)
KK Downing (KK’s Priest, ex-Judas Priest)
Mike Bordin (Faith No More/Ozzy Osbourne)
Papa V Perpetua (Ghost)
Rudy Sarzo (Quiet Riot, etc.)
Sammy Hagar (ex-Van Halen)
Slash (Guns N’ Roses)
II (Sleep Token)
Tom Morello (Rage Against The Machine)
Wolfgang Van Halen (Mammoth WVH, ex-Van Halen)
他
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アストン・ヴィラ本拠地ヴィラ・パークで、ヘヴィメタル・ファン垂涎のイベントが行われることが発表された。クラブも公式サイトで報じている。『Back to the Beginning』と題されたイベントでは、ヘッドライナーとしてオジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードのオリジナルメンバーのブラック・サバスが最後のパフォーマンスを行うという。
ブラック・サバスの前にはオジーがソロ曲のパフォーマンスを行う。また、サポートアクトは眩暈がするほど豪華だ。メタリカ、スレイヤー、パンテラ、ゴジラ、アリス・イン・チェインズ、アンスラックスらが出演するほか、ビリー・コーガン(スマッシング・パンプキンズ)、ダフ・マッケイガン&スラッシュ(ガンズ・アンド・ローゼズ)、ジョナサン・デイヴィス(コーン)、ザック・ワイルド、トム・モレロ(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)らが集結するスーパーグループによるパフォーマンスも行われるという。ちなみにモレロは、このイベントの総監督的な立場でもあるようだ。
ヴィラのホームタウンであるバーミンガムは“ヘヴィメタルの元祖”と呼ばれるブラック・サバスが生まれた場所であり、いわばメタル生誕の地。ヴィラ・パークには、錚々たるメタルのレジェンドたちが大集結することになった。オジーとアイオミはヴィラの大ファンであることを公言しており、先日のCLセルティック戦ではオジーの巨大コレオがスタジアムに出現した。
ヴィラはこのイベントは「ヴィラ・パークで開催されるロックコンサートとしては史上最大規模となり、世界クラスのスポーツとミッドランド地方の最高のエンターテインメントの場としての同スタジアムの地位を高めることになる」「サッカーの興奮と年間を通じて楽しめるエンタテインメントを組み合わせた世界クラスのライブイベント会場としてヴィラ・パークを確立するという、アストン・ヴィラの幅広い戦略の一環である」とコメントを発表している。
イベントの収益はすべて、Cure Parkinson’s、バーミンガム小児病院、アストン・ヴィラが支援する小児ホスピスであるAcorn Children’s Hospiceの3つの慈善団体に寄付されるという。