アクセルとスラッシュの不和について理由が語られる?

今年のコーチェラ・フェスティバルでのヘッドライナー出演をはじめ、クラシック・ラインナップで再結成を果たすことが発表されているガンズ・アンド・ローゼスだが、長年続いたアクセル・ローズとスラッシュの不和について今回驚きの理由が語られている。
今回の再結成を受けて、2月5日の午後10時にBBC 4では「ザ・モスト・デンジャラス・バンド・イン・ザ・ワールド:ザ・ストーリー・オブ・ガンズ・アンド・ローゼズ」が放送されることが決定しているが、同番組のなかでガンズ・アンド・ローゼズのゲフィンとの契約に関わったトム・ズタウトが二人の不和について語っている。
それによれば、アクセル・ローズとスラッシュの仲違いは、スラッシュがヘロインを摂取し過ぎて8分間「死んだ」ときから始まったという。
トム・ズタウトは番組で次のように語っている。「アクセルはスラッシュがドラッグを過剰摂取した時、純粋にソール・ハドソン(スラッシュの本名)の魂がスラッシュの体から抜けてしまったと信じたんだ。それがバンドの再結成への一番の障害だったんだよ」
ジョン・ブリューワーが監督を務める同作は「時代で最も悪名高いバンドの一つだった彼らの爆発的な成功」を描くもので、「独占のこれまで観たことのないインタヴューや初期の映像」が収録されるという。スラッシュもこのドキュメンタリーのためにインタヴューを受けている。
ガンズ・アンド・ローゼズは、コーチェラ・フェスティバルのヘッドライナーを務めるほか、ラスベガスでウォーム・アップ・ライヴとなる2公演を行う。
ガンズ・アンド・ローゼズは、フロントマンのアクセル・ローズに加え、スラッシュとダフ・マッケイガンが参加することは正式に発表されたものの、それ以外のメンバーについては発表されていない。
スラッシュはアクセル・ローズとの20年近く続いた軋轢を2015年に解消しており、過去に否定してきた再結成の可能性についてコメントを控えていた。
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(ちなみに、以前Doug Goldsteinが語ったという理由)

アクセル・ローズとスラッシュは、スラッシュがガンズ・アンド・ローゼズを1996年に辞めて以来20年近く話していないそうだが、その理由は、マイケル・ジャクソンにあるのかも?とVultureが伝えている。
http://www.vulture.com/2015/03/axl-rose-slash-michael-jackson.html
その記事によると、ローリング・ストーン誌ブラジル版に元マネージャーのDoug Goldsteinがこう語ったというのだ。
Goldsteinによると、アクセルは、スラッシュがマイケル・ジャクソンのトリビュートに参加したことが許せなかったのだそう。
「僕はスラッシュに出演しないようにと言ったんだ。というのも、アクセルは2才の時に父親に性的ないたずらをされていて、マイケル・ジャクソンが有罪であると信じていたから。だから、スラッシュに『一体いくらもらっているのか?』と訊いたんだ。そしたら、『大きなスクリーンTVをもらうだけ』と言ったんだ。
それで、アクセルがスラッシュがマイケル・ジャクソンと共演して、そのギャラは大きなスクリーンTVだけだと知った時に、めちゃくちゃ困惑していたんだ。アクセルは、スラッシュが自分の意向を支援してくれて、いかなる虐待にも反対してくれると思っていたから。アクセルからしたら、それが唯一許せないことだったんだ。彼は、ドラッグや、酒の問題については許すことができた。でも、子供の虐待についてだけはどうしても許せなかったから」
続いてGoldsteinは、だからスラッシュがアクセルにそれについて謝りさえすれば、バンドのリユニオンの可能性はあるとも語っているのだそう。
それが本当なら、スラッシュにぜひ謝って欲しい気もするけど。スラッシュとしては、マイケル・ジャクソンを支援してあげたいという気持ちがあったのだと思うから難しいところだというのは分かるが。
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