スラッシュ、エディ・ヴァン・ヘイレンへの思いを語る

ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはエディ・ヴァン・ヘイレンが与えた影響について振り返っている。

アップル・ミュージックのデイヴ・コブの番組に出演したスラッシュは自分が影響を受けたギタリストを語る中でエディ・ヴァン・ヘイレンについて語っている。

「全般的に自分は80年代の速弾きの流れではないんだけどさ。でも、他の人たちと同様、1978年にヴァン・ヘイレンのデビュー・アルバムを聴いた時はやられたね。あれはヘヴィで素晴らしいアルバムだった。まさにあのアルバムこそ70年代が変わった瞬間だったんだよ。ギター・プレイヤーとしてはまだまだ子どもで、当時はギターを手に取ったばかりで、始めてもいなかった」

彼は次のように続けている。「その次の年くらいに自分はギターを始めたんだけど、ギターを弾き始めた時は誰しもがエディ・ヴァン・ヘイレンを真似しようとしていたんだ。フィンガー・タッピングやハーモニクス、トレモロ・バーといったエディ・ヴァン・ヘイレンが使っていた素晴らしいテクニックにみんなが注目していた。でも、彼のやり方というのは人格が反映されたもので、そのメロディックな感性の一部となっていて、音楽的な流動性があるから、誰もそのギター演奏のスタイルには近づけなかったんだ」

「だから、エディ・ヴァン・ヘイレンのことはずっと好きだった。そして、その特定のテクニックと共に彼には素晴らしいロックンロールの歌詞があった。ブルージーで、ロックな歌詞だった。やっぱりエディ・ヴァン・ヘイレンのことは大好きだよ」

スラッシュはマイルス・ケネディ&ザ・コンスピレターズとの新作『4』が2022年2月11日にギブソン・レコーズからリリースされることが決定している。
nme-jp.com