マイケル・モンロー、新アルバムにスラッシュを起用した経緯について語る

ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)での活躍でも知られるマイケル・モンロー(Michael Monroe)の新アルバム『I Live Too Fast To Die Young』には、タイトル曲にガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のスラッシュ(Slash)がギターで参加しています。

モンローはミッチ・ラフォンとの新しいインタビューの中で、スラッシュを起用した経緯について語っています。スラッシュの唯一無二な演奏スタイルに注目して起用したのか尋ねられた彼は、こう答えています。

「そうだね、彼は確かに特徴的な音を持っている。(新アルバムの)レコーディングがかなり進んだところで、この曲はスラッシュがソロを弾くのにぴったりだと思ったんだけど、彼は最近の4枚のアルバムでは弾いていなかったからね。彼は、僕が何か頼むといつも快く引き受けてくれたし、本当に優しい人で、君も知っているように、とても心優しいんだ。素晴らしいプレイヤーだし、彼がこれほどまでにビッグになったのは、彼が適したギターを弾くからなんだ。

彼に曲をメールして、“僕の新しいアルバムのタイトル曲を弾いてみないか?ソロを弾いてくれないか? ”と送ったら、彼は“OK、曲は気に入ったよ”と言ってくれたんだけど、でも彼は超忙しいんだ。プロモーションをやっていて、アルバムも発売されるしね。彼に“いつまでに必要なの”と聞かれたので“じゃあ、今すぐ”って答えたんだ(笑)。

“それじゃ、日程を調整してみるよ”ということになったんだ。翌日、彼のエンジニアからファイルと日付を尋ねるメールが届いた。その翌日には、ソロができた。僕は“ありがとう。神の祝福がありますように”と連絡したよ。優しい奴で、本当にカッコいいよね。

素晴らしいソロは、本当に即興で、自然に生まれたもので、一発勝負のようなものだった。最後のほうで崩れそうになるのに、そのあと、またまとまってくるところがいいんだ。Pro Toolsで完璧に仕上げることができる今の時代には、とても新鮮だよ。ソロは、それ自体がステートメントなんだ」
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