今年、米カリフォルニアで開催されたカントリー音楽のフェスティバル＜Stagecoach＞とガンズ・アンド・ローゼズのロンドン公演でアクセル・ローズと共演したキャリー・アンダーウッドが、ヒーローとデュエットするという長年の夢が叶った経緯について語った。
『The Rolling Stone』誌のインタビューで「どうやって隠れている彼を表に連れ出せたのか？」と問われたアンダーウッドは、こう答えた。「実現させるのには長いことかかったわ。私は生涯ずっとって言っていいくらい、ガンズ・アンド・ローゼズの曲を歌ってきた。ステージでは少なくとも15年は。あの前にも、歌いに来てくれないか、それか私が行って歌えないかって頼んでたのよ。実現しそうだったときが2、3度あったんだけど、様々な理由により適時ではなかった。でも、（Stagecoachのために）私が依頼したの。彼にメールを送って、“近くにいるの”って伝えて、私にとって彼がどんな存在なのか説明したのよ。私は、難しいシンガーを選んで、その人たちを真似ることで歌い方を学んできた。彼のヴォーカルにはずっと魅了されてきた。“彼はどうやってこれをやってるんだろ？”って。そういうこと全て彼に伝えたの……。そしたら、彼が来てくれた！ リハーサルやって、何もかもスムーズに進んだわ。一緒に過ごすのは、私たちみんな、気が楽だった。彼も楽しい時間が過ごせていたらいいな」
4月に開催された＜Stagecoach＞では、アンダーウッドのヘッドライン・パフォーマンスにアクセルがサプライズ出演し、7月にはアンダーウッドがガンズ・アンド・ローゼズのロンドン2公演にゲスト出演した。どちらも「Sweet Child O’ Mine」と「Paradise City」の2曲で共演を果たした。(Ako Suzuki)
≫ barks.jp