アクセル、リサ・マリー・プレスリーの告別式では「緊張し感情的になった」

ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズは、親しい友人だったリサ・マリー・プレスリーを喪い、深い悲しみにある中、彼女の告別式で悼辞を読み上げることになり戸惑ったが、彼女や彼女の家族、ファンのために正しいことをしたかったという。

リサ・マリーの告別式は日曜日(1月22日)、父エルヴィスの邸宅だった米メンフィスにあるグレイスランドで執り行われた。アクセルはそこで壇上に上がり、追悼の言葉を述べたほか、彼女が好きだった「November Rain」を演奏した。

式の直後、ローズは『Entertainment Tonight』にこう語ったという。「スピーチをするとは思っていなかった。いまでも、自分がそれに値するのかわからない。でも、彼女、そして彼女の家族やファンのために正しいことをしたかった。とても大切なことだ。僕はあの場で、かなり緊張していたし、感情的になった」

「November Rain」をパフォーマンスしたことには、「彼女はこのような状況になったらって話していたんだと……僕は理解している。だから、僕が頼まれたんだ。もちろん、僕はその場にいなければならなかった」と話した。

告別式ではアクセルに加え、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンが「To Sheila」を、アラニス・モリセットが「Rest」をパフォーマンスした。(Ako Suzuki)


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ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズはリサ・マリー・プレスリーから生前、葬儀で“November Rain”を演奏するように頼まれていたことを明かしている。

アクセル・ローズを初め、複数のミュージシャンがリサ・マリー・プレスリーの葬儀に出席して。パフォーマンスを披露している。葬儀はテネシー州メンフィスにあるプレスリー家のグレースランドの前庭で執り行われている。

アクセル・ローズは葬儀で亡き友人に向けて次のように追悼の辞を述べている。「リサは家族のことを愛していて、父親と彼の遺産を懸命に守ってきたことを私は知っています。このような状況で歌うことになるとは、これまで想像できませんでした」

その後、アクセル・ローズはガンズ・アンド・ローゼズが1991年に発表した“November Rain”を披露している。

葬儀後、アクセル・ローズは『エンタテインメント・トゥナイト』に次のように語っている。「何を喋るかも分からなかった。自分がここにふさわしいのかも分からないといまだに思っている。でも、彼女や家族、ファンにとってちゃんとしたことをしたかった。だから、大切なことで、緊張したし、胸にくるものもあった。書いた時は冷静だったけど、口に出す時はそうではなかったね」

アクセル・ローズはリサ・マリー・プレスリーから演奏するように頼まれていたと続けている。

「自分の理解では彼女はそう言っていた。状況が許せばってね。だから、頼まれんだと思う。もちろん、自分としてもぜひと思ったよ」
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