スラッシュ(58)が、コラボレーションで自由に演奏をさせてくれたマイケル・ジャクソンへの感謝を口にした。2009年に50歳で亡くなったキング・オブ・ポップことマイケルとは、『D.S.』『モーフィン』『ギヴ・イン・トゥ・ミー』などでコラボしたスラッシュ、驚異的な才能との仕事についてComingSoon.netに振り返っている。
「90年代のあの時期はライブパフォーマンスなんかが本当に進化した時期だった。マイケルは俺のやっていたことに共感したんだと思う。やりたいようにやらせてくれたよ」「あの驚異的な才能の持ち主であるマイケルとの仕事は最高だった。彼が、俺を誰か別の人間に仕立てたり他のスタイルに当てはめようとしていたら俺は興味を抱かなかっただろうし、(コラボの)実現もしなかったんじゃないかな」
1991年のマイケルのアルバム『デンジャラス』収録のコラボ曲『ギヴ・イン・トゥ・ミー』についてスラッシュはこう続ける。「マイケルはただ自分のやりたいことをして、それは信じられないぐらい素晴らしかった」「ただ滲み出てくるという。彼の中からそれは出てきて、俺にはやりたいことをさせてくれた。だから自分にとって自然に出てくるものを俺はしただけさ。彼は俺にその権限をくれたんだ」「事前の計画がたくさんあったわけじゃない。『ギヴ・イン・トゥ・ミー』で俺はただスタジオに行き、マイケルと会ったのは15分ぐらいさ」「彼はディナーに行って、俺はプロデューサーと仕事を始め、ギターの音を載せて去った」「その後、マイケルがそれを聴いて、翌日に『素晴らしい。最高だよ』って言われたよ」「本当のコラボという類いのものじゃなかった。『スラッシュ、この中で好きなようにやってくれ』、そんな感じだったんだ」
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