AC/DCでの活躍でも知られるドラマーのクリス・スレイド(Chris Slade)。AC/DCのオーディションを受けた際、「うまくいったとは全然思えなくて、家に帰るまでずっと自分を責めていた。そのことで頭がいっぱいで道に迷ったよ」という。そのオーディションや、アクセル・ローズが代役ヴォーカルで参加した時など、AC/DCとの思い出をウェールズのメディアWalesOnlineの新しいインタビューの中で語っています。
(中略)
2015年と2016年に行われたAC/DCのワールド・ツアーは大成功でしたが、ヴォーカルのブライアン・ジョンソンは聴力の問題を抱えていました。
「何年もの間、一晩に8万人もの観客を動員したんだ。彼らには3つのステージがあった。自分の声に不満があるようだったブライアンに対して、俺はよく、君の声は完璧に聴こえるから心配するな、と言っていた。インイヤーモニターを使っていたからね」
2016年3月、ジョンソンはツアーから離脱を命じられ、一時的に離れました。AC/DCがステージに戻ったとき、ジョンソンの代役としてガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズがステージに登場しました。スレイドにとって驚きでした。
「正直言って、信じられない気持ちだった。バンドは4、5人のシンガーをオーディションした。俺は何も知らなかった。突然、“明日からアクセル・ローズだ”と言われたんだよ。もちろん、(彼の)怖い話は全部知っていた。彼に会って握手をしたとき、“こいつは大丈夫だ”と思った。そして彼はそうだった。聞いていたキャラクターとは全然違う。彼は素晴らしいジョークを言う。彼はブライアンと同じくらい面白いんだよ」
2016年のツアー終了後、AC/DCのさらなる活動の噂が流れましたが、スレイドは何が起こっているのか知らされなかったという。2020年9月、バンドはフィル・ラッドを再び迎えてのリユニオンを発表し、事実上スレイドは2度目の脱退を余儀なくされました。
全文は、以下のサイトにて
[source] https://www.walesonline.co.uk/
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