ジェイソン・ベッカーが、7月22日、55歳の誕生日を迎え、リンゴ・スター、スラッシュ、ジョー・サトリアーニ、スティーヴ・ヴァイ、マーティ・フリードマン、メタリカのカーク・ハメット、ハートのナンシー・ウィルソン、スティーヴ・ルカサーたちからお祝いの言葉や演奏が届いた。
ベッカーのYouTubeチャンネルで、27分近くあるそのビデオ・メッセージが公開されている。
最後に登場したリンゴ・スターは、「やあ、ジェイソン。君の誕生日だと聞いた。ハッピー・バースデー、ブラザー。僕は、グレッグ・ビソネットとルーク、誰のことかわかるだろ、(ふたり)からこれをやるよう強制された。彼らはみんな、君の誕生日を祝ってる。ピース&ラブ。君のためにやれてよかったよ」と、冗談を交えたメッセージを贈っている。
ベッカーの誕生日を祝福するため出演した人たちと登場時間は以下のとおり。
00:47 マーティ・フリードマン
02:08 クリス・ブロデリック
03:13 リッチー・コッツェン
03:46 グレッグ・ビソネット
05:03 スラッシュ & ダフ・マッケイガン
05:15 ジョー・ボナマッサ
05:30 ジョン5
06:12 マット・ビソネット
07:00 ナンシー・ウィルソン
07:50 スティーヴ・スティーヴンズ
09:00 ウリ・ジョン・ロート
09:44 カーク・ハメット
10:35 エディ・トランク
11:27 ニタ・ストラウス & Josh Villalta
11:55 スティーヴ・ハンター
12:39 ニリ・ブロッシュ
13:06 ジーン・ホグラン&ローラ・クリスティーン
13:35 ジョー・サトリアーニ
13:49 チューウィー(ダニエル・モグレイン/ヴォイヴォド)
14:21 Seymour Duncan(Guitar Pickups Company)
14:40 スティーヴ・ヴァイ
15:28 アレックス・スコルニック
16:20 チャック・ビリー
16:45 スティーヴ・ルカサー
17:11 ポール・ギルバート
18:11 Mike Varney(Shrapnel Records)
19:03 Matt Blackett(Guitar Player Magazine, EverTune)
20:10 ヴィニー・ムーア
21:00 ジェイソン・ニューステッド
21:21 チャーリー・ベナンテ
21:32 ガス・G
22:16 The Aristocrats – Guthrie Govan, Marco Minnemann, Bryan Beller
22:44 エリック・ジョンソン
23:00 ジェフ・ルーミス
23:18 ヌーノ・ベッテンコート
24:20 トニー・マカパイン
26:03 リンゴ・スター
チーム・ベッカーは、ベッカーの医療費の支援をお願いしている。
https://www.paypal.com/donate/?hosted_button_id=NUUSS6J5RWUYC
から寄付できる。
(Ako Suzuki)
≫ barks.jp
約35年間にわたって難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘い続けているジェイソン・ベッカー(元CACOPHONY~DAVID LEE ROTH)が、7月22日に55歳の誕生日を迎えた。
これを祝福するため、マーティ・フリードマン、リッチー・コッツェン、スラッシュ&ダフ・マッケイガン、ジョン5、ウリ・ジョン・ロート、カーク・ハメット、ジーン・ホグラン、スティーヴ・ヴァイ、アレックス・スコルニック、チャック・ビリー、スティーヴ・ルカサー、ポール・ギルバート、ヴィニー・ムーア、チャーリー・ベナンテ、ガス・G、ジェフ・ルーミス、ヌーノ・ベッテンコート、トニー・マカパイン、リンゴ・スターら錚々たる顔触れのミュージシャン達がそれぞれにハッピー・バースデー・メッセージを撮影し、それを1本にまとめた動画をジェイソンにプレゼントした。この動画がジェイソンのYouTubeチャンネルで公開されている。
すべての参加ミュージシャンは下記のとおり。(数字は動画のタイム・カウンター)
00:47 Marty Friedman – MEGADETH, CACOPHONY
02:08 Chris Broderick – MEGADETH, ACT OF DEFIANCE, IN FLAMES
03:13 Richie Kotzen – THE WINERY DOGS, MR. BIG, Solo
03:46 Gregg Bissonette – DAVID LEE ROTH, RINGO STARR & HIS ALL-STARR BAND
05:03 Slash & Duff McKagan – GUNS N’ ROSES, VELVET REVOLVER
05:15 Joe Bonamassa – BLACK COUNTRY COMMUNION, Solo
05:30 John 5 – MARILYN MANSON, ROB ZOMBIE
06:12 Matt Bissonette – JOE SATRIANI, ELTON JOHN, DAVID LEE ROTH BAND
07:00 Nancy Wilson – HEART
07:50 Steve Stevens – BILLY IDOL
09:00 Uli Jon Roth – SCORPIONS, ELECTRIC SUN, Solo
09:44 Kirk Hammett – METALLICA, EXODUS
10:35 Eddie Trunk – “That Metal Show”
11:27 Nita Strauss & Josh Villalta – ALICE COOPER, DEMI LOVATO, Solo
11:55 Steve Hunter – LOU REED, ALICE COOPER, DAVID LEE ROTH BAND
12:39 Nili Brosh – TONY MACALPINE, Solo, DANNY ELFMAN, Cirque Du Soleil
13:06 Gene Hoglan & Laura Christine – DARK ANGEL, DEATH, DETHKLOK; NUKEM, ZIMMERSHOLE, WARFACE
13:35 Joe Satriani – CHICKENFOOT, Solo
13:49 Daniel Mongrain – VOIVOD
14:21 Seymour Duncan – Guitar Pickups Company
14:40 Steve Vai – DAVID LEE ROTH, WHITESNAKE
15:28 Alex Skolnick – TESTAMENT, ALEX SKOLNICK TRIO
16:20 Chuck Billy – TESTAMENT
16:45 Steve Lukather – TOTO, RINGO STARR & HIS ALL-STARR BAND
17:11 Paul Gilbert – MR.BIG, RACER X
18:11 Mike Varney – Shrapnel Records
19:03 Matt Blackett – Guitar Player magazine, EverTune
20:10 Vinnie Moore – UFO
21:00 Jason Newsted – METALLICA, NEWSTED, VOIVOD, OZZY OSBOURNE
21:21 Charlie Benante – ANTHRAX, PANTERA
21:32 Gus G – FIREWIND, OZZY OSBOURNE
22:16 THE ARISTOCRATS – Guthrie Govan, Marco Minnemann, Bryan Beller
22:44 Eric Johnson
23:00 Jeff Loomis – ARCH ENEMY, NEVERMORE, Solo
23:18 Nuno Bettencourt – EXTREME
24:20 Tony McAlpine
26:03 Ringo Starr – THE BEATLES, RINGO STARR & HIS ALL-STARR BAND
https://www.youtube.com/watch?v=nRRT4v2aq_M
ジェイソン・ベッカーは、マーティ・フリードマンと組んだCACOPHONYで1987年に17歳の若さでデビューし、天才ギタリストとして脚光を浴びる。その後、1989年終盤にデイヴィッド・リー・ロスのバンド・メンバーに抜擢され、デイヴの「A LITTLE AIN’T ENOUGH」(1991年)のレコーディングに参加するが、ほどなく難病ALSを発症。演奏者としての人生は断念することになったが、不屈の精神と家族や友人達からのサポートにより、ALS発症から30年以上が経過した今も闘病生活を続けながら音楽創作活動を続けている。