ホワイトスネイク(Whitesnake)やディオ等でも活躍したギタリストのダグ・アルドリッチ(Doug Aldrich)は、かつてガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のオーディションに招待されたことがあるという。アルドリッチはガンズ・アンド・ローゼズに焦点を当てたポッドキャスト『Appetite For Distortion』の最近のエピソードの中で、『Chinese Democracy』時代にガンズ加入を検討されたことがあるかと尋ねられて、こう話しています。
「一人からだけだよ。その彼、ディジー(リード/ガンズ・アンド・ローゼズの長年のキーボーディスト)が電話をかけてきたんだ。ディジーとは共通の友人がいたから知っていたし、ディジーは90年代に俺が作ったソロ・アルバムにも参加してくれて、素晴らしい演奏をしてくれたんだ。彼が参加してくれたのは、本当にクールだったよ。
彼は俺に電話をかけてきて“スラッシュのパートを演奏してくれる人を探しているんだ”って言っていた。彼は“リチャード・フォータスとロビン・フィンクがいるんだけど、もっとロックなプレイをする人を探してるんだ”とも言っていた。
その時、俺は(ホワイトスネイクのリーダーである)デイヴィッド・カヴァデールの隣に座っていた。ちょうど一緒に曲作りをした最初のホワイトスネイクのアルバム(2008年の『Good To Be Bad』)に取り掛かり始めたところだったんだ。
俺は“ディジー、本当にありがたい話だし感謝してるんだけど、今、ホワイトスネイクのアルバム制作の真っ最中なんだ。共作もしたし、共同プロデュースもしているんだよ”と言った。彼は“そうか。本当にいいのか?”と言っていた。たぶんカヴァデールもそれを聞いて“忙しいって伝えろ”みたいな感じだったと思う。まあ、話はそこまでだったんだ。
ディジーは俺のことを考えてくれて、オーディションに来るべきだと思ったんだ。彼は“アクセル(ローズ)は君を気に入ると思うよ”とか何とか言ってくれていたけど、彼(アクセル)は周りに置く人間にはかなりうるさいからね。俺は(当時ホワイトスネイクで)やっていたことにものすごく興奮していた。まあ、もし(ガンズに)入っていたらどうなっていたかは、誰にも分からないよ」
≫ amass.jp