2016年ガンズ・アンド・ローゼズに復帰したスラッシュが、1996年にバンドを脱退して以来没交渉だったアクセル・ローズと2015年、約20年ぶりに言葉を交わしたときのことについて語った。
ニッキー・シックスのラジオ番組『Sixx Sense』の最終回にゲスト出演したスラッシュは、シックスからバンド脱退は離婚と同じで傷心したのではないかと問われると、こう答えた。「そういうのはいつもあった。個人的な事柄に踏み込むつもりはないけど、この20年間、後味が悪かった。それがなんであれね。でも、結婚と同じで、誰かを愛していると…、いつだってそういう感情は残る。でも、ネガティブなとこもあった。メディアのせいで泥沼化してた。必要以上に大きくなってた。だから、彼と実際話したときは、すごくクールだったよ」
「(20年ぶりに初めて話したのは)電話だった。その後、俺が街に戻ったとき会ったんだ。(電話で話したときは)ツアー中だった。俺はペルーにいたんだ。よく覚えているよ。彼と話したことは、すごい浄化作用だった。断ち切れない絆があって…、そういう絆があると物事はより一層悪くなりがちだ。そこから強制的に追いやられるわけだから」
そして、初めての再結成ギグは「最高だった」と振り返り、「それからとんとん拍子で進み、18ヶ月だ…。もし20ヶ月前に訊かれたら、俺は”なわけないだろ、あり得ない”って答えてたと思うよ。でも、そうなった。最高に素晴らしい」と話した。
スラッシュとダフ・マッケイガンが復帰し、2016年4月にスタートしたガンズ・アンド・ローゼズの<Not In This Lifetime…>ツアーは2018年も続行。再び、日本公演があるのではと期待されている。(Ako Suzuki)
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