オリジナル・メンバーの1人イジー・ストラドリンに代わってガンズ・アンド・ローゼズに加入(1991~1994年)したギルビー・クラーク(G)は、クラシック・メンバーがリユニオンした現行のガンズ・アンド・ローゼズのツアー<Not In This Lifetime…>に参加するよう誘われたが、娘のバンドの晴れ舞台を優先し、オファーを断ったそうだ。
SiriusXMの『Trunk Nation LA Invasion: Live From The Rainbow Bar & Grill』のインタビューで、スティーヴン・アドラーのように「ガンズ・アンド・ローゼズ側からツアーに参加しないかって連絡はなかったのか?」と問われたクラークは、「あったよ、ああ、あった。始まったころ、プレイしないかって連絡があった」と答え、断った理由をこう説明した。
「誘われたことは前にも明かしてたけど、理由は言ってなかったね。俺の娘、フランキーがバンド(Frankie + The Studs)をやってて、娘のバンドがLollapalooza(2016年7月)でプレイするのと同じ日に誘われたんだ。あれは娘たちにとって最大のブレイク・ポイントだった。同じ日だったんだよ。俺はそこにいなくてはならなかった。それを断念し、行くことはできなかった。(ガンズ・アンド・ローゼズの)サード・ギタリストになるためにね」
クラークは、いま、メンバーと連絡を取り合うことはないが、最近、彼らがリハーサルをしていた場所に機材を取りに行き、偶然出会ったという。クラークは彼らに対し全く嫌な感情は持ち合わせておらず、対面は友好的で、再び彼らとプレイすることにオープンでいるという。(Ako Suzuki)
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