ダフ・マッケイガン、2019年ソロ・アルバムをリリース予定

ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンは2019年にソロ・アルバムをリリースすることを発表している。

ダフ・マッケイガンは今年の3月よりプロデューサーのシューター・ジェニングスとアルバムの制作に取り掛かっており、ガンズ・アンド・ローゼズのツアーの合間を縫ってレコーディングされた本作は制作の最終段階にあるという。

ダフ・マッケイガンが最後にリリースしたソロ・アルバムは1993年発表の『ビリーヴ・イン・ミー』で、彼のバンドであるローデッドでは2011年に『ザ・テイキング』をリリースしている。また、ダフ・マッケイガンは2015年に著書『ハウ・トゥ・ビー・ア・マン(アンド・アザー・イリュージョンズ)(原題)』を刊行している。

「最近のツアーで訪れた歴史的な場所についての文章をいくつか書いたんだけど、みんなが次の本に取り掛かるのかって訊いてきたんだよね」とダフ・マッケイガンは語っている。「でも、目に見えない、避けようのない力が振り返る文章をちょっと書かせたっていうだけでね……反射的なものだったんだよ」

「2年半に及ぶツアーで経験した傷ついたことや怒り、恐怖、混乱、見解の相違がこうした言葉を真実を語る曲にするように仕向けたんだ。こうした曲がみんなに広がって、力になることを願うよ。これをやったのは娘のためでもあるんだ。あと、自分が育った場所への愛だよね……今こそ完成させて、言うべき時だって思ったから作ったんだよ」

プロデューサーのシューター・ジェニングスは本作について次のように語っている。「スタジオでレコーディングに入る前、一緒にピアノに座ってアレンジに取り組んでいた最初の夜から聴くべき重要なアルバムになると感じていたんだ。曲は思いに溢れたもので、音楽的にも聴いてすぐにアレンジが浮かんで、伝わってくるものだったんだ」

ガンズ・アンド・ローゼズは現在ツアーを行っており、バンドは12月に史上初となるハワイ公演を行うことを発表している。公演は12月8日にアロハ・スタジアムで行われる。
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ダフ・マッケイガンが、2019年にソロ・アルバムをリリースすることを発表した。彼のソロ・アルバムは、90年代終わりに『Beautiful Disease』を制作したもののリリースはされておらず、1993年の『Believe In Me』以来26年ぶり、2枚目となる。

新作は、彼が2015年に出版した本『How To Be A Man (And Other Illusions)』の「音楽による続編」的な存在になるという。マッケイガンは、「この(ガンズ・アンド・ローゼズの)ツアーで通り過ぎた歴史的な場所についていくつかコラムを執筆した。それが僕の次の本のテーマになるのかって訊かれ続けていたが、目に見えない抑制不能な力に導かれ、内省的な散文をもとに小曲を創っていた」「胸が張り裂けるような思い、怒り、恐れ、混乱、分断──この2年半、世界を旅していて僕が体験したことが僕なりの真実を告げる曲に言葉を与えた」とコメントしている。

プロデューサーは、20年来の友人、シンガー・ソングライターのShooter Jenningsが務めた。
リリース日、タイトル、トラッキングリストなどの詳細は今後発表される。(Ako Suzuki)
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