スラッシュ、GNRを脱退した後の1990年代の生活を振り返る

ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュは1990年代にバンドを一度脱退した後の生活を振り返り、当時アルコールを「死ぬほど飲んでいた」ことを明かしている。

スラッシュは1996年にアクセル・ローズとの不仲が原因とされる理由でガンズ・アンド・ローゼズを脱退しており、2016年に実現したクラシック・ラインナップの再結成で復帰を果たしている。

スラッシュは「ベルファストライヴ」によるインタヴューの中で、一度ガンズ・アンド・ローゼズを脱退した1990年代の当時を振り返っている。「1990年代にガンズ・アンド・ローゼズを脱退した頃の俺は我を失っていたと言えるほどでね」

「酒を死ぬほど飲んでいたんだ。いろいろな場所で演奏していたわけだけど、自分がどこに向かっているのかも分からなかったし、前もって決められていた時間に自分がこれから何をするのかすら分かっていなかったんだ。あれは度を超えていたね」

彼は次のように続けている。「(1990年代に)バンドを脱退して、離婚もしたし、あらゆる困難を経験することになったよね。レコード会社とも問題を抱えていたしね。典型的なロックンロールの人生だよ。悪い側面のほうだけどさ」

「1985年から1994年まで、俺はゲフィン(・レコード)に守られていたわけでね」とスラッシュはさらに語っている。「何もかもが順調だった。ガンズ・アンド・ローゼズは間違いなく世界一のバンドだったからね。何もかもが素晴らしかった。バンドを去ったことで守ってくれていたものも失くなって、そこからは波瀾万丈だった。酒もずっと飲んでいたし、薬物もずっとやっていた。まさに悪いお手本のような人生だったよ」
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