【Bud Light Super Bowl Fest】に2020年1月31日に出演したガンズ・アンド・ローゼズが、「天国への扉 / Knockin’ on Heaven’s Door」を故コービー・ブライアントに捧げた。
このイベントは、【第54回 NFLスーパーボウル】に向けて1月30日から3日間行われた音楽フェスティバルで、31日は米マイアミのアメリカン・エアラインズ・アリーナでガンズがスヌープ・ドッグをスペシャル・ゲストに迎えてパフォーマンスを披露した。
アクセル・ローズは同曲の演奏前に、「先日リハーサルからの帰り道で、“俺の見間違いか?あれ凄く変じゃないか?”って思うことがあったんだ。濃霧が木の上に雷雲みたいにかかっていた。とても白くて、少しだけピンクがかっていて、木の上に(かかっていた)。凄く変だったんだ。当時浮かんだ唯一の言葉が、“厄介そうだな”(looks formidable)だった。朝にはもっとひどくなっていたそうだ。そこを(コービーが乗っていた)ヘリコプターが飛んだんだよ。とても恐ろしかった」と自身の体験を話した。
「この曲をコービーと娘さん、あのフライトの乗客全員と遺族、そしてこのひどい事故に影響を受けた全ての人たちに捧げる」と彼は続けた。
元NBA選手のコービー・ブライアントと13歳の次女ジアナは、1月26日に米カリフォルニア州カラバサスで起きたヘリコプターの墜落事故で死亡した。
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ガンズ・アンド・ローゼズは1月31日に出演したスーパーボウル・ミュージック・フェスで“Knockin’ on Heaven’s Door”を演奏し、1月26日にコービー・ブライアントが亡くなることになったヘリコプター事故の犠牲者に捧げている。
ガンズ・アンド・ローゼズはスーパーボウルに先立つ3日間にわたって開催されたフェスティバルに出演しており、そのなかでアクセル・ローズは事故が起こった週末に「恐ろしい」「不吉な」霧を見たと語っている。
「コービーと彼の娘、搭乗していたすべての人にこの曲を捧げたいんだ。彼らの家族、そして今回のひどい出来事に衝撃を受けた人全員に捧げるよ」とアクセル・ローズはボブ・ディランのカヴァーを紹介している。
“Knockin’ on Heaven’s Door”の演奏中、スラッシュがギター・ソロを弾いている時にスクリーンにはコービー・ブライアントと娘のジアナ・ブライアントの写真が映し出されている。
この日の公演ではスヌープ・ドッグがサポート・アクトを務めており、スヌープ・ドッグはアクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガンと共に写った写真をインスタグラムに投稿し、「ガンズ・アンド・ローゼズの新メンバーだよ」と冗談を飛ばしている。
ガンズ・アンド・ローゼズが1月31日、米マイアミにてスーパーボウルを前に開かれたコンサート・シリーズ<Bud Light Super Bowl Music Fest>で、2020年最初となるライブ・パフォーマンスを行なった。
この公演では、スヌープ・ドッグをオープニングに迎え、驚かせたが、両者はバックステージで和気あいあいと過ごしていたようだ。ガンズ・アンド・ローゼズ、スヌープ・ドッグとも、ダフ・マッケイガン、スヌープ・ドッグ、アクセル・ローズ、スラッシュの4人で撮った記念写真をSNSに投稿。スヌープ・ドッグはこれに「このグループのニュー・メンバー @gunsnroses」とのキャプションをつけた。
ガンズ・アンド・ローゼズのほうは「GNR x Snoop F’n Dogg」とツイート。ダフ・マッケイガンは、スヌープ・ドッグのものを再投稿し、「マイアミ、今夜は素晴らしいショウだった! レジェンド@snoopdoggとステージを分かち合い、超クール」とコメントしている。
残念ながら、ステージでの共演はなかったようだ。
ガンズ・アンド・ローゼズはこの日、24曲をプレイ。「You’re Crazy」を5年ぶりにパフォーマンスしたほか、「Knockin’ On Heaven’s Door」を1月26日にヘリコプターの墜落事故により亡くなったコービー・ブライアント選手に捧げた。(Ako Suzuki)
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