イジーがGN'Rを辞めたのは「Use Your Illusion」のリリース後、1991年の秋のことだった。
"Don't Cry"のビデオ・クリップ撮影に現れなかったのは、「こんなことをしている場合じゃない。他にちゃんと正さなければならない問題があるんだ、
ということをオレなりに表現した結果」だったという。イジーの脱退は11月28日に正式に発表された。
イジーは翌年1992年10月に『Ju Ju Hounds』を率いて来日、直後にアルバム「Izzy Stradlin And The Ju Ju Hounds」もリリースされた。
1993年5月には、左手を骨折したギルビー・クラークの代役として、GN'Rのヨーロッパ・ツアーに参加。1週間後にはギルビーの手も治り、イジーの参加は5公演のみで終わった。
9月には、『Ju Ju Hounds』と共に来日公演を果たしている。
それからしばらく、夏はインディアナでバイク・レースに熱中し、冬はヨーロッパで暮らし…の繰り返しで音楽から離れていたイジーだが、
1998年3月になってソロ名義の「117゚」をリリース。GN'R仲間のダフ・マッケイガンが数曲でベースを弾いた他、リック・リチャーズ(g)、タズ・ベントリー(ds)、
がプレイしており、以後この3人は現在もイジーをバックアップ。1999年12月には「Ride On」を発表、2000年4月には来日公演が実現。
3rd「River」では『FACES』で知られるイアン・マクレガン(key)もラインナップに加え、2001年5月にリリース。
2002年8月には「On Down The Road」を発売。
2003年スラッシュ、ダフ・マッケイガン、マット・ソーラムの新プロジェクト(後にバンド名はヴェルヴェット・リヴォルヴァーに)に関わっていたが途中で離脱。
2004年ニューヨーク・ドールズの再結成に参加するなどのニュースもあった。2005年10月、ソロ・アルバム「Like A Dog」のプロモコピーがファンサイトから発売された。
2006年、新生GN'RのNY公演にゲスト参加したイジーは、その後のツアーにも同行、アクセルと共演しファンを驚かせる。2007年5月には、ニューアルバム「MIAMI」をiTunes Music Storeからリリース、7月には同アルバムのリミックス版「MIAMI REMIXED」を再びiTunesから発売。
2007年11月、アコースティック・アルバム「Fire」をiTunesを通してリリース。2008年7月にはダフ・マッケイガンも参加しているアルバム「Concrete」をiTunesから発売。